土【問題あれこれ】48/53
毎週土曜日は、
杖作りのためのテーマメモ。
10月の note テーマは
「深化するための習慣を考える」で進めます。
土曜日は、
主に最近気になったことや
社会問題などに関しての内容になります。
今月は問題を決めて調べていこうと思います。
「水と森林の問題」について 4 回に分けて調べます。
1週目:そもそも人間が多すぎるのでは無いか
2週目:森林がなくなると何が問題なのか
3週目:海水の利用は進むのか
4週目:人間は木を無駄にしているのか
というタイトルで書いていきます。
今日は
4週目:人間は木を無駄にしているのか
もう10月も最後の土曜日。
早い。
このテーマは、
ふと思ったのですが、
結局「木」は、木材として適切に利用することで、
何十年、何百年の使用に耐えるような材料・建材なわけです。
保存状態や、保全が正しく行われていればと言う前提にはなりますが、
「古民家」であれば築年数 50 年以上のものと言われますし、
築 100 年の建物もあります。
「工芸品」や「家具」でも
アンティークと呼ばれるものなどは 20 年から 100 年ほど利用されているものです。
その一方で、
植林を行ったとしても木材に成長するまでの年月は相当かかります。
杉の木の標準的な伐採までにかかる時間は、
35 年〜 50 年と言われています。
世界の森林伐採に関しては
生成 AI でネット上の情報を要約すると下記のようになります。
———————————————————————————
世界の森林伐採面積は、毎年330万ヘクタールと推定されています。
これは、東京ドーム2つ分にあたります。
森林の減少は地域によって異なり、
アフリカでは1年間で平均約441万ヘクタール、
南米では約296万ヘクタール、アジアでは約224万ヘクタールが失われています。
一方、中国やインド、ベトナムなどの温帯林では、
植林活動が活発なため森林面積が増加している国もあります。
森林の減少は、農地への転用や薪の過剰採取、森林火災などが原因です。
特に、
オーストラリアでは2000年以降の深刻な干ばつや森林火災が原因で森林が減少しています。
国連食糧農業機関(FAO)の推測では、
あと100年もすれば地球上から森林が一本もなくなってしまうほど深刻な状態にあるとされています。
———————————————————————————
↑
この国連食糧農業機関(FAO)の推測というのが
めちゃ怖いですね。
とにかく、
石油をガンガン輸入して燃やして暖をとる(電気を作る)国と
そこまで
できないからとにかくエネルギーは「木」しかない
という国で
分かれているようには見えるものの
とにかくそこに木があれば、
切って燃やすということを人間は続けて生活して来ました。
ただ、
もうそろそろ人口は 80 億人。
100 億人に向かって全速前進している地球では、
世界人口が数億人で「木」を切って利用していた時代とは
根本的に異なる状況のはずなのですね。
ただ、
日本で生活していても
そこまで「木材」に対してのものの見方や考え方が
自分が子どもの頃(30年〜40年前と)特に変わっていないように感じます。
諸外国の動向だからと
このまま、
木材の利用に関して何も関心を持たなければ、
やはりいずれ「木」は非常に枯渇してしまうのでしょう。
森林が無くなり、
そこから再生をさせるためには
よほど強力なエネルギーと地域の人たちへの理解が
必要になることは間違いない気がします。
木材の再利用という部分では、
もっと身近なことからも考える余地があるように感じました。