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HSPで精神障害のある私のコラージュイラストの作り方1

ピンクの靴下を見た時に
何か形にしたいと感じ
雑誌を切り取る
それを 繰り返していくうちに
馬の形が見えてきた


↑かわいいピンクの靴下

そうか
この素材は馬になりたかったのね


↑先ほどの画像のパーツをつなぎ合わせて、たてがみとしっぽをつけて、微調整すると出来上がる

私の仕事は
素材のもつ本当の姿を
探すこと

目をこらして
紙をたて よこに
ぐるぐると回し
視点を変えて
ながめているうちに
何かの形にに見えてくることがある

全てではなくとも
その感覚が大切で 大事にしなくては
いけない部分だから
形を見つけたら 大事に 大事に
切り取る

この作業は
よく切れるハサミが重要だと思う
自分の思ったラインで
ミリ単位で調整のきくハサミ

私はダイソーのを使っている
今のところ
これが相性よいのだ

このたびのコラージュは
ランチトートバッグに仕上げることにした

「馬が草を うま(い)うま(い)と あむあむしていた」
と 彼らが言ってきたので
それをヒントにデザインしてみる

偶然にも うまうまは UMA-UMAで
逆から読むと AMU-AMU になる


↑デザインしてみたランチトートバッグ

いつ そんなことを
彼らが考えていたのだろうと
いつも 不思議なのだけど
偶然でもないことも多く
ハッと気づかされたり
驚いたり
時には 怖さも感じたりしながらの
毎日だ

常に一緒の彼らとの生活
聞き流せる時と
そうではない時と 色々あって
私の中で 確かに彼らは生きているのだと
残念に思うことも 日々の中ではある

その逆はあるのか
という事だけど
今回みたいに デザインに落とし込める
活かせるというときは
大いに活用してしまおうと
私から 彼らに対する
ささやかな抵抗だ

医師からも
アドバイスをもらったことがあって

「あなたの体験を
作品に 活かしたらよいのでは」

最近になって
ようやく 活かせるように
なってきたのでは ないだろうか
この病になり もう15年ほどが経つ

コラージュという表現に
活かせるのだといいう展開に
自分でも驚きが大きい

コラージュは
切りながら 考えていく
パズルのような 作り方だと感じている
パズルがはまったり はまらなかったり
ゼロからやり直したり

最初から完璧な形を求めすぎると
失敗をするから
おススメは 少し大きめに切り抜いて
そこから調整すると
形になりやすいと感じている

最初の切り抜く前の素材を
写真で撮ることを
集中して作っていると
ついつい忘れてしまうので
十分に伝わらないかもしれない

ただ 言えることは
コラージュは決して特別な手法ではないから
似たような素材が 手に入れば
誰にでも作れるのだと思う

もしも コラージュに興味があって
特別な何かがなければ 出来ないと
感じているのであれば
ぜひ ためしてもらいたいと思う

今回の馬を手始めに作って
体験してみてほしい

きっと 楽しいと思う

日々のコラージュを
これから 不定期に投稿できたらと
考えているので
お付き合いいただけたら
嬉しいです

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