【オルタナティブスクール訪問記/兵庫・丹波篠山①】~『まめの木』に行く~
7月。
珍獣ズと横浜市の自宅から、兵庫県・丹波篠山市を目指した。
オルタナティブスクール『まめの木』を訪問するためだ。
「子どもたちに、自分で考え判断し、そして決断できるようになってほしい」
「好きなことを見つけたら、とことんまで没頭できる時間と環境を与えてあげたい」
「そして何よりも、思いっきり幸せな子ども時代を過ごしてほしい」
HPで紹介されていたこれらの文言に共感して、まめの木の見学を決めた。事前にzoomでお話ししたところによると
まめの木は、同地に暮らす西村さんご夫婦が自宅を開放する形で2016年に開校したちいさな学校。
ご夫婦はかねて、既存の学校教育に疑問を持っており
ご自身の4人のお子さんたちの教育に関しては、まずホームスクーリングを考えていたという。
でもホームスクーリングの場合は、友達をはじめとする他者との日常的な関わりがどうしても薄くなってしまいがち。
そこで、同じような価値観の家庭と力を合わせて、子どもたちのための場所をつくる方向で動いたようだ。
ホームスクーリングは、我が家も選択肢の1つとして視野に入れているけれど
まさに同じ点をネックと捉えているから、これまた共感(゚_゚(。_。(゚_゚(。_。*)ウンウン
そんなまめの木では、時間割やテスト、成績、カリキュラム、学年といった概念を設けず
その日の活動内容や中長期的なプロジェクトなど、子どもたちからの発信に基づき決めているらしい。
自宅を開放する形で居場所をつくるケースは、最近増えている印象だけれど
まめの木の規模はどうやらかなり大きそうだ。
それから、『好きなことを見つけられて、それにとことんまで没頭できる』…というのは
一体どんな環境なんだろう?
想像が膨らんだ。
そんな母の横で珍獣ズは、横浜からの道中たまたま出会った方に譲っていただいたクワガタムシに終始夢中。( ゚д゚)
そうして夕方、無事に丹波篠山にたどり着いた。