ガンダムSEEDfreedom感想
こんな記事を読んでる暇があったらおまえは早く映画館に行ってガンダムSEEDfreedomを観て来い。
福島県にはいくつか映画館があるが、郡山市の映画館ではやってないので福島市まで行って観て来い
ネタバるからな。行くぞ
帰ってくる。おれ達の黄金期が…
ガンダムSEEDは平成初期に始まったシリーズだ。平成初期とは夜6時とか7時のオウゴン時間に犬夜叉とかワンピースとかドラえもんとかハガレンとかカードキャプターさくらとか天保異聞妖奇士とかやってたマジでいい時代、そこにSEEDも来た。当然、オウゴンである
ガンダムSEEDはMSデザインがマジでカッコよかったしキャラクターもヴィジュアルが良くてテーマソングもT.M.レボリューションで何もかも完璧にカッコイイ作品だった。当然クラスで大流行しガンプラも作った。まさしく当時のキッズにとってオウゴンだ
だがストーリーは今のアニメイシヨンほど洗練された脚本はしていなかった。特に2作目のデスティニーとかおれは当時キッズで政治パートは分からなかったがそれを差し引いても「なんだかな」って話ではあった。しかしそれでも月替わり主題歌はクソほど良かったしOP映像も小細工無しのカッコよさ満点でMSデザインとキャラビジュアルも相変わらずキレキレだったのでオウゴンである
そんなガンダムSEEDがスクリーンに帰って来た
この映画はファン向けに割り切った作りで正直前知識が無いと面白さ半減だろう。新規開拓のための作品ではない。だからこそ往年のファンにとっては泣いて喜ぶ完璧な造りであった
コズミック・イラ
このSEEDシリーズの世界は基本的に民度が終わっている。やられたらやり返す倍返しだ!を全国民が共有する近未来鎌倉時代である。遺伝子操作でハイスペキッズを量産できる制度で生まれた「コーディネイター」とそうでない自然交配で生まれる「ナチュラル」が主に対立してコロニーに核ぶち込んだり地球に広域レーザー兵器向けたりするガンダムシリーズでも特に殺気立ってる世界で在る。今作でもちょっとハッキングするだけでホイホイ発射できる核弾頭がその辺に配備されてるから最高に治安が悪い
主人公のキラ・ヤマト、シン・アスカ、アスラン・ザラもそんな世界でメンタルボロボロにしながら殺し合って腕っぷし一つで何とか生き残った。今作は彼らがようやく和解して同じ方向を向いてやっとマシな人生を歩み始めた頃の話だ
見所
前知識なく見に行くなら見所は何と言ってもクソカッコイイモビルスーツ戦だ。前半の強敵との戦闘もそうだが後半そいつらをぶちのめすカタルシスもヤバイ。そしてなんといっても戦艦がメチャクチャカッコよく活躍する。戦闘指示の用語とかセリフもカッコイイ。兵装の名前がドイツ語とか何で○○を撃てっつーだけでもうカッコイイ
あとファン向けベクトルなだけ合ってファンサがスゴイ。デュエルとバスターがミーティア装備で出て来るとか嬉しすぎて漏らしそうになったし、主人公たちがいろいろと報われている。何でそれをTVシリーズで出来なかたんですか?ってこと全部やってる。SEEDシリーズは本作をもって完成したと言っていいだろう
ここすき
SEEDシリーズといえば?そう、大量破壊兵器で焼かれる市民だよね
シリーズではビームで蒸発したり電子兵器で破裂したりパイロットがMAに滅多刺しにされたりえぐい描写がサイゼリアサラダのパプリカパウダーのように散りばめられていた。
本作は新たに核兵器の熱線で発火する兵士や広域ビーム兵器でプラズマ化する市民が見れるのでリョナ好きは見に行って損はない。逆にトラウマになるやつもいるかもしれないので注意しとけ
ノイマンという操舵士による戦艦のアクロバット走行も見どころだ。新造戦艦に近接格闘兵装がついてるの最高に頭おかしい
総括
気になったら見に行け。シリーズ知らなくてもけっこう楽しめはすると思う。見て「へー、SEEDってこんなんかー」と思うだけでも収穫だろう
ラクスのパイスーがクソエロイ
ストーリーに関しては話すと前提や背景から全部説明する羽目になってマジで長いので割愛する。見に行った方が早い
無理矢理まとめると主人公とヒロインのルーツを知るラスボスが作ったライバルの男がヒロイン寝取った気になってたら全然堕ちてなくて逆に脳破壊されてヤケクソで殺しにかかったが愛とチート技術の前に完全敗北するという話。書くとこんな感じだが実際徹頭徹尾王道展開でオタクが好きな事しかやらないクソ気持ちいい映画なので見に行った方が早い。
だから読む前に見に行けっつったろ、行け速く
それじゃあな、青き清浄なる世界の為に