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澤村求深
2019年1月21日 00:17
「テロだ!!オオメダマビル!何か爆発した!!」無線機に叫ぶ警官「シダ!現在位置だけ報告しとけばいい!避難誘導重点だついて来い!」二人の警官は逃げまどう人々をかき分け、オオメダマビルに向かって走り出した。仮装一般参加者は右往左往し、混乱し、右も左もなくバラバラに逃げまどっている。まさに恐慌状態!危険だ!何を優先してやる?人々に落ち着いて行動するよう呼びかけるか?・・・・NO。では避難誘導に徹する
2018年12月4日 00:59
「わあ、やっぱり混んでるね」「ここでカウントダウンするんだ、当然だろ?」「日付が変わるまで外にいるのはじめて!」「オレも!」10月31日のウネメストリートは前代未聞の活気に満ち溢れていた。SNSで拡散したハロウィン仮装行列の呼びかけは、22時現在で7000人もの人々を集結させるに至った。受験や仕事のストレスを発散したい者、インスタグラムで閲覧数や良いを増やしたい者、或いはそれらの浮かれた人々を
2018年12月3日 00:21
踊るように練り歩く魔女やゾンビたち。その頭上、ビルからビルへ飛び渉る二つの影・・・・「アキさんよ、テロのやり口までわかるか?アンタの編纂した情報で」「大規模なものだ、皆殺し規模の」「5、6000人をか?一気に?」「可能だ、オオメダマビル・・・・あれを通りに沿って倒せば・・・・今の人口密度なら2000人は犠牲になる」「大したもんだ、そりゃ」レオはビルの鉄柵を蹴って20m先の貯水タンクに着地す