💊ヘルプマークについて
こんばんは。ぱぴこです。
皆さんは「ヘルプマーク」をご存じですか?
こちらのマークです。
町や電車の中で見かけたことはありますか?
これは、”義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、精神障害、知的障害 または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマーク”です。
電車に優先席がありますよね。
車いすや杖、白杖を使っている方、または妊婦さん等は一目で支援が必要な方であることが多いのでわかりやすいですが、上に書いたような目に見えない疾患を抱えている人が他にもたくさんいます。
私もそのうちの一人です。うつ状態の人の体は「バッテリーが消耗しきったスマートフォン」のようなものです。充電が溜まるまでに時間がかかるし、電池が減るのはとても速い。そんな体で意を決するような思いで電車に乗ります。あるいはパニック障害を抱えた方にとっては、電車に乗ることはもっともっとハードルの高いことかもしれません。
ただ、その疾患は見た目からは他者へ伝えることができません。
そのため、私は「ヘルプマーク」を持って行動するようにしています。
ヘルプマークを持っている私が、助けてほしいと思っていることは
◎電車で席を譲ってほしい(倦怠感により立っていることが困難。薬の副作用で吐き気があったり、ふらつきがある)
◎もしも倒れてしまったりしたら、助けてほしい
◎本当にしんどいときには車いすマークの駐車場を使わせてほしい
という点です。これは疾患やその人その人によって求めることが異なってくるため、ヘルプカードの裏に疾患や助けてほしいことを書いてシールとして貼っておくことができます。
初めて携帯する時はちょっぴり勇気がいりました。それと同時に、「自分がつけていいのかな?」と迷いもありました。迷った結果、本当にしんどかったし、副作用のふらつきやめまいで倒れるリスクもあったので携帯することにしました。
ただ・・・
これを携帯していて電車で席を譲って頂いたことは一度もありません。一度、主治医以外の診断書を職場へ提出する際に、自宅から片道1時間ほどかかる病院へ電車で行ったことがありましたが、電車が混みあっていて座れませんでした。優先席の前に立っていましたが、譲って頂けませんでした。
電車の中では強い疲労感と吐き気に襲われ本当にしんどかったです。思い出したくもない。もう病院につくころにはわずか450mの距離を歩くことができず、タクシーを利用しました。
ヘルプマークって結構目立ちますよね。
つけている人も、「意を決して」「勇気を出して」つけています。
電車でヘルプマークを付けている人がいたら、どうか席を譲って頂けたら大変うれしいです。
また、ヘルプマークを付けている人が一人で困っていたら、声をかけて頂きたいです。
私も今まで以上に意識して、自分の体調が許すときには、自分よりもしんどい思いをしている人に積極的に席を譲っていきます。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
ぱぴこ
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