あたたかいところが、欲しかったんだ…日活ニューアクションの傑作「流血の抗争」。
プライムビデオに大量に配信されている日活アクション映画。
「古い映画の悪いところを煎じ詰めた、安易な作品ばかり」と思っている方も多いことだろう。 それで見限るのは、あまりに:もったいない!
日活も絶命寸前だった60年代末に異彩を放った「日活ニューアクション」。
その特徴をひとことでいえば「複数のスターを使った集団抗争」。
ヤクザの縄張り争い、組織の中で爪弾きにされる下々の衆、犠牲になる無垢の人々、その復讐心に由来するカタルシスはあれどやるせない最後の殴り込み。
それでいて、