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コロナで引きこもる以前、ちょっとした時代の変化を実感するようになっていた。 ぼくは、…
午前七時十五分。 本格的に目を覚ます。いつものように、ラジコで「おはようパーソナリティ…
今シーズンの阪神タイガースは、三十年以上もプロ野球から遠ざかっていたぼくの耳をラジコへ…
「車いすからベッドへの旅50」で登場したヘルパーAくんの話をふたたび。 Aくんはサポー…
今日のサポート(ぼくが使っているヘルパー派遣事業所では、介護をサポートと呼んでいる)が…
先日、ぼくはなじみの豆腐屋の店先で、いつも「おかあちゃん」と呼ばせてもらっている奥さん…
その日、ぼくは若いヘルパーさんと市場へ買い物に出る道すがらだった。 路地から国道へ出る直前、大型の車が追い越して行き、目の前で信号待ちをしていた。 ぼくは信号がしばらく変わりそうになかったので、車の脇をすり抜け、歩道へ上がろうとした。 その瞬間、わずかな段差に上体がかたむき、サイドミラーに肩が触れてしまった。 謝ろうと思いふり返ると、大柄の男性が車から降りて「当たったやないか」と、強い口調で近づいてきた。 ぼくは謝ろうとしたけれど、聴き取ることが難しいようで、
ぼくは、恵まれて生きてきた。 「障害」は個性だと実感し、いろいろな人に伝えながらも、…
今日、注文していたパイナップルが届きました。 ほんとうに楽しみに、いただくことにします…
以前、車いすの人たちから訊ねられて「ムッ」ときてしまう質問があった。 「車いすでも入り…
部屋の白い壁を眺めていた。 もし、どんな願いでもかなえられるのなら、ぼくの最期の息が…
パソコン入力の得意なヘルパーさんの泊まりのとき、夕食を早めに済ませスタンバイをする。 …
久しぶりに、ヘルパーさんと買い物へ出かけた。ここのところ、悩まされている腰痛もおとなし…
渡さんを想うとき、自分が障害者であることの幸運に感謝したくなる。 ぼくが大阪へ出てきてから、渡さんが逝ってしまうまでのおよそ十年間、京都・大阪・神戸でのライブはほぼ皆勤賞だった。 思い出はつきない。 ある日、かぶりつきの席で楽しんでいたときのこと、いつものとぼけた語りにのけぞって笑っていると、渡さんはツッコミを入れてくれた。 「お客さん、あんまり笑いすぎると、救急車を呼ばないと・・・」 客席は大爆笑につつまれた。 ふつう、障害者は笑いのネタにしてもらえない。 うれ