見出し画像

良い呼吸をしている人は姿勢が良い人

背中が丸い人は息を吐いていません。
人の呼吸は通常は腹式呼吸7、胸式呼吸3の7:3でおこなわれています。

腹式呼吸では息を吐いたときは腹横筋と共に多裂筋も働き、腰には反りができます。
吸うときには腰は丸まったほうが、腹筋も緩んで横隔膜も下がりやすくなり息を吸い込みやすくなります。

背中が丸まった姿勢というのは、息を吸いやすい姿勢です。
息を吐こうとしても、そもそも吸う姿勢なので吐きづらいのです。

良い姿勢だと呼吸がしやすい

人は直立二足歩行をする唯一の動物です。
二本足で歩くために体も進化してきています。
背骨も、首と腰の部分が凹んだS字のカーブを描いています。
腰が反ったカーブを描いているのは、息は吐きやすい姿勢です。
そう考えると、元々の体の作りが息を吐きやすい作りになっているのです。

人は動物です。
文字通り、動く生き物です。
動くのを前提に進化してきています。

しかし、現代では車や電車、飛行機に乗れば、休む姿勢で移動しています。
食べ物を確保するためであっても、パソコンを使って休む姿勢でお金を稼いでいます。
情報を得るにも、テレビやネット、書籍を休む姿勢でおこなっています。

休む姿勢(座っている)だと骨盤は後傾しやすくなり、腰が丸まりやすくなります。

本来は体を動かすことでおこなっていたものが、休む姿勢である座位でおこなうようになることは、心拍数も上がることもなく、酸素の消費も少なくなります。呼吸を深くする必要もなくなります。
毎日のストレスで呼吸も止まっているかもしれません。

立ち上がると呼吸が浅くなってしまう人もいる

普段座っていることが多い人が立ち上がると、腿上げをするための筋肉である腸腰筋はストレッチされることになります。
腸腰筋は、お腹の中で腰椎や横隔膜につながっているので、立ち上がると横隔膜も引っ張られてしまい動きが制限されてしまいます。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?