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3年で資産2000万に到達した僕の投資術 ⑤【投資家に必要なコスト意識】


こんにちは。インデックス投資家のウォークです。

僕の投資方針はザックリとこんな感じです。


①何を: S&P500 か全世界株式インデックスファンドまたはその両方

➁どこで: SBI証券か楽天証券のネット証券で

③どのように: 株式と現金を8:2の割合で


今までの記事で①について解説してきました。

今日は➁どこで: SBI証券か楽天証券のネット証券で

この部分を記事にしていきたいと思います。






インデックスファンドの売買は必ずネット証券で


まずは今回の最大の結論から。


・絶対に実店舗の窓口でインデックスファンドを購入してはいけない
・証券会社はSBI証券と楽天証券の2つを開設するのが吉


目新しい情報ではないかもしれませんが、長期投資をする上で超重要なコストの話をしていきましょう。



投資家はコストを徹底的に意識すべき


投資家って資本主義において、一番儲かるポジションです。

その理由はシンプルで

投資家が一番、最後に利益を受け取るからです。


これをリスクプレミアムと呼んだりしますが、具体的な話をしてみます。


あなたがポテトチップスを製造・販売している会社に投資しているとしましょう。


さて、ポテトは何枚ありますか?
…数えてくれた人。そんな素直なあなたが大好きです。


あなたが投資した会社は、そのお金を元手に、ジャガイモを農家から仕入れ、人を雇って加工工場でジャガイモをスライスし高温で挙げてパッケージするわけです。


そして運送業者にお願いし、輸送されます。

小売店に陳列され、そこで消費者が購入し、やっとお金に変わります。


そこから会社は利益を給料、設備投資に充て、自分の成長に投資した上で

やっと皆さんに儲けの一部を還元してくれるわけですね。


皆さんにお金が行く前に、その企業で働く従業員や取引している農家さんなどにお金が支払われているわけです。

皆さんにお金が支払われるのは実は最後の最後なんですね。



この事実を受け入れるから最終的には1番利益を得るというプレミアムが用意されているんです。

溜めて、溜めて、解放!!って感じでしょうか。



…ただし、ここまでの過程でどれだけのリスクがあったと思いますか?



ジャガイモが不作で値段が高騰し作れば作るほど赤字になるかもしれません。

機械が故障して生産ラインが止まるかもしれません。

虫が混入して自主回収させられるかもしれません。


こういうリスクを全部全部乗り越えて、利益が生み出されなければ、投資家のもとにその一部が還元されることはないのです。


このリスクをすべて受け入れて
『頼むでー、オレがお金を受け取るのは最後でええからなっ!』って会社を信用してお金を渡すから

プレミアムである大きな利益を受け取れるんですね。


この利益の受け取りまでにかかるリスクやコストを考えず、何でもかんでも『頼むでー』ってお金を渡していたら


失敗してしまうことは何となく理解して頂けたのではないでしょうか?

まったく。投資家も楽じゃないぜ。チクショー。



これはインデックスファンドも同じです。


利益を受け取るまでの必要なコストは払うべきです。


でも、無駄なコストや無駄なリスクは徹底的に排除しないと

自分が受け取るプレミアムが減ってしまうんですね。

投資家はリスクプレミアムにつながるリスクとコストのみを払うように意識する必要があるのです。

絶対に実店舗には近づくな



株式や債券といったペーパーアセットに投資する場合、最も近づいてはいけない場所。それは実店舗の銀行や証券会社です。


なぜなら、本来払わなくて済むはずのリスクプレミアムとは無関係のバカ高い手数料(コスト)を払う羽目になるからです。


インデックスファンドの運用は非常にシンプルで


①優れた指数に連動するファンドを
➁出来るだけ安い手数料で
③出来るだけ長期間市場に晒す


真実はいつもシンプル!


結局これさえ出来れば、万事OKなんですが、


実店舗の銀行や証券会社に行くと、完全に➁が破壊されてしまいます。


実店舗ということはそれだけ人件費がかかります。


その人件費を販売手数料や、信託報酬量に上乗せしなければなりません。


彼らは爽やかな笑顔と、真摯な態度で皆さんの将来を心配する演技をしながらゴ〇ファンドを売りつけてきます。


例えば、我らがオルカンと、ゆうちょ銀行で販売している似たようなファンドの手数料を比較するとこんな感じです。



手数料の比較。下段が実店舗販売のファンド


それぞれ、1000万円を投資するとオルカンは販売手数料は0円、信託報酬は1年間で約5700円ほどです。合計5700円。


日興インデックスは販売手数料は22万円、信託報酬は1年間で4万7千円
ほどで合計26万7千円。


(買うだけで22万とるんかー、儲けとんなー。。。。)


しかも信託報酬は毎年かかりますし、投資額が増えるほどかかります、、、


ネット証券と実店舗では、信託報酬が約10倍違います。

同じ指数に連動しているファンドを買っているため、市場からのリターンはほぼ変わらないのに最終的に手元に残るお金が大きく変わってきます。


正直この差はデカすぎます。この手数料は渡すべきでない無駄金です。

キャバクラのねーちゃんに渡すよりも個人的には無駄金です。

出来る女の3か条『すごーい』『知らなかった―』『さすがー』



実店舗に関わるとろくなことにはならないので、インデックスファンドを買うならネット証券一択です。


優良な銘柄についてはこちらを参考にしてみてください。



証券会社はSBI証券と楽天証券で決まり



おススメできる理由

そして、ネット証券を開くならこの2つがおススメです。

両社に共通する主な強みは以下の2点です:

  1. 豊富な商品ラインナップ
    両社とも、国内株式、外国株式、投資信託、ETF、債券など、幅広い金融商品を取り扱っています。

  2. 低コストの取引手数料
    多くの商品で取引手数料が無料または低額に設定されており、コスト面で投資家に優しい構造となっています。


こちらを参考にしてみてください。



・個人的にはインデックスファンド中心なら本当にどちらでもいいかと思います。

・楽天経済圏をよく使う人は楽天証券にしとけばいいんじゃないって感じです。



とにかく手数料が安いインデックスファンドを安く運用してくれる証券口座を使用すること。

これにつきます。

なるべく安く良い品質のジャガイモを売ってくれる農家を探すのです。





両方の口座を使い分けるのもおススメ



個人的には両方の口座を開設して、用途に合わせて使い分けるのが一番おススメです。


僕は特定口座とイデコはSBI証券。
旧積み立てNISA、新NISAは楽天証券と用途を使い分けています。

とある日の僕の証券口座


これにより、それぞれの口座の管理が楽になります。

また万が一、証券会社が破綻+証券会社の管理が適当で、個人投資家に資本が返ってこない場合には、投資者保護基金というところが1000万まで保証してくれます。


ほぼないケースかと思いますが

証券会社を複数持つことは念のためのリスク分散にはなりますね。

まとめ


・投資家は無駄なコストに敏感になるべき
・絶対に実店舗の窓口でインデックスファンドを購入してはいけない。
・証券会社はSBI証券と楽天証券の2つを開設して使い分けるといい。
・単体で選ぶなら、この2つなら好みで選んじゃってOK。


こんな感じでしょうか。

インデックスファンドは長期投資の代表格です。

長期投資においてコストを意識することはリターンに直結するということを覚えておきましょうね。


次回以降は、いよいよ僕のインデックスファンドの運用ルールをお伝えしていきたいと思います。




↓次の記事はこちら

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