3年で資産2000万に到達した僕の投資術③【S&P500 と全世界株式について簡単解説】
こんにちは。インデックス投資家のウォークです。
この記事では、僕の投資方針と考え方を皆さんにお伝えしていきます。
僕の投資方針はザックリとこんな感じです。
前回の記事では本当に選ぶべきインデックスファンドの銘柄を紹介させて頂きました。
そして僕が実際に購入しているのはこちらの銘柄です。
今回はS&P500 と全世界株式の特徴について少し詳しく見ていきたいと思います。
S&P500インデックスファンドの特徴
S&P500インデックスファンドは、S&P500指数に連動することを目指しています。
要は、世界一の経済大国アメリカの中の精鋭企業500に投資出来て、アメリカの経済の80%に業界の分野を問わず投資できる。
しかも500社平等な割合で投資するのではなく、勢いのある会社ほど多くの割合の資本を投入する方式を使います。(これを時価総額加重平均といいます。)
アメリカ企業は世界中にビジネスを展開しているので、世界の経済が伸びればアメリカの経済も成長することが一般的に出来るとされています。
Apple、Google、Amazon、Microsoftなんかは世界中でみんなが毎日使ってますもんね…
さらに、アメリカの株式市場は世界で最も流動性が高く、取引が活発であり投資家のための法整備も進んでいます。
皆が安心して株を売買できる環境が整っているんですね。比較して中国なんかは政府の意向で企業は良くも悪くも大きな影響を受けますもんね…
また、S&P500の銘柄は年4回(四半期ごと)に時価総額、利益などをもとに入れ替えが行われます。
定期的な入れ替えにより、ある程度市場のトレンドに適応することができますが、全世界株式(オールカントリー)と比べると、米国株のみに限定されるため、グローバルな市場トレンドの変化への対応はどうしても限定的にはなります。
S&P500の過去10年間(2014年から2024年頃まで)の年平均リターンは約14.7%と最近の勢いはすさまじいものがあります。
全世界株式インデックスファンドの特徴
全世界株式インデックスファンドはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)といった、世界の株式市場を広く代表する指数に連動します。
まさしく世界にマルっと投資するという感じですね。
1つのファンドで世界中の株式市場に投資できる便利さがあります。
MSCI ACWIもSP500と同様に勢いのある会社ほど多くの割合の資本を投入する時価総額加重平均方式を使います。
また四半期ごとに構成銘柄の見直しが行われ、各国の経済発展や株式市場の状況に応じて調整されています。
今は最も勢いのあるアメリカ企業は構成比が60%以上となっている一方
2013年にギリシャが経済破綻を理由に先進国から新興国に格下げされたり、
2022年には、ウクライナ侵攻に伴う制裁の影響で、ロシアが構成国から除外されました。
世界の経済を引っ張る力のある市場に投資出来るように自動メンテ機能がついてるんですね。
なので、世界の経済成長を信じて長期投資するという投資理論に最も適した指数と言えます。
インデックスファンドの創始者として知られている、ジョン・C・ボーグル(John C. Bogle)氏もオルカン派らしいです。
過去10年間のリターンの平均は13.2%とS&P500に比べて銘柄がより分散するので最近は少し低い傾向になりますね。
で、どちらに投資すべきなのか
正直、S&P500 VS 全世界株式どちらにするか論争に一般的な答えはありません。投資をする人が自分が納得できればいいと思います。
各国の経済発展や株式市場に加えて、世界情勢なども加味した自動調整機能がついているオルカンは、本当に隙がありません。
世界の経済活動が続く限りはオルカンの価値も上がり続けるでしょう。
対して
アメリカはイノベーションを産む環境が整っており、これからしばらくは世界経済を牽引していく経済大国であることはほぼ間違いないかと思います。
だとすれば、他の国に投資するといった不純物は混ぜずに、米国企業のみに投資するのがスマートで効率的とも言えます。
ちなみに僕は両方を保有しています。
次回は両方のファンドを保有するメリット・デメリットを書いていきたいと思います。
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