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一度失った自己肯定感は中々復活しない #日報2

日報チャレンジ2日目
そもそも頭の中にあることそのまま書いているだけなのに、それって日報なのかは置いといて、タイトルに早速入ろうと思う。

私は前職で、自分のキャパを越える案件のマネージャーを行うことになり、適用障害になったことがあった。
より具体的で詳細な規模は覚えていないが、ざっくり300~450人月のプロジェクトマネージャーに挑戦し、クライアントや他ベンダーにボロボロに殴られ、自己肯定感が枯れてしまったのだ。
主に上記が理由で現職に転職し4ヶ月弱が経過した今だが、無理なスケジュールの中多忙を極めており、逃げ出したくて仕方がない状況に陥っている。
最近は嫁にも申し訳ないと謝る回数が増え、心の中では仕事がうまく運べなくてすんませんと謝りつつ、自分を守るために社内、社外問わずツンケンした態度をとっている。

前職、現職を踏まえ成功か失敗かでいうと、失敗が2連続していてタチの悪ことに今回、枯れていた自己肯定感をさらに踏んづけた訳だ。
経験という軸に見方を変えるとそこには成功も失敗もない。あるのはただ上手く出来ませんでした、という事実のみ。この仕事をさらに続けるのであれば振り返りを行い、次の行動で改善ができればそれは立派な成功に昇華する。ただ振り返り改善を行うことができる精神を来年も持ち続けられるかはわからない。

これは自分への戒めとしたいが、一度折れた心にはすぐに失敗と同じ領域にて、成功体験を薬として処方してあげないといけない
何度も何度も薬を服用して初めて元通りに戻るのだと思う。
宇宙兄弟という漫画でこんな話があった。
主人公の弟である『南波日々人』が初の月面任務にて、死の淵に立たされたことでその後パニック障害に陥り宇宙服を着られなくなった。そして宇宙飛行のクルーとして選ばれることも無くなった。実質的なクビだ。
宇宙飛行士として返り咲くため、ロシアROSCOSMOSのベテランの元トレーニングを行うのだが初日に、ロシアだとそのような事件があっても回復したらすぐに月面任務に参加させる。ゆっくり回復などという考えが精神の病気には一番危険なんだ、NASAのやり方は間違っている。みたいなことを言っていた。

きっと自己肯定感、自尊心などなんでもよいが、心に傷がついた時はすぐに成功体験を積まないと、復活まで時間がかかってしまうのだろう。
もし自分がどんな仕事、立場でも上司になった際は、この経験だけは覚えておこう。誰かのためになれば今日も1日頑張ってよかったと思える日が来るかもしれない。


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