ドリルを買いに来た人が欲しいのは、 ドリルではなく「○○」である。 #6
こんにちは。わくわくらすです。
【わくわく+暮らす】をモットーに生きている20代社会人です。自分の好きや日常を形にしたくてnoteを始めました。
さて、今回は私が先日受講したオンラインセミナーで話題となった、「レビットのドリルの穴理論」について書きたいと思います。
タイトルにある問いですが、みなさんわかりますか?
私はこの問いを始めてみたのですが、どうやら主にマーケティングに関わる人たちの中では、知らない人はいないくらい有名な理論だそうです。
目的と目標の違い
そもそも、このオンラインセミナーのテーマは「アウトプット」についてでした。その中で、目的と目標の違いについての話題がありました。
何らかの目的を達成するために目標(アウトプット、成果)を定める
例えば、大学のオープンキャンパスは次年度の入学者数を増やすことが目的です。そのために、SNSでのPRをしたり、大学の特色を生かしたプログラムを設定したりすることが目標(アウトプット、成果)となります。
いくつかの目標を達成、実行することで入学生増加という目的にたどり着くのです。目標は手段とも言い換えることができます。
目標は目的を達成するものなのか
人はたくさんいればいるほど、意思疎通が困難になります。先ほどのオープンキャンパスの例では、こんなことがありがちではないでしょうか?
高校生が楽しんでくれ、大盛り上がりを見せたが、そもそもの目的の入学者数増にはつながらなかった。しかし、企画した大学生や教員は盛り上がったことに満足している。
この例では、厳しいことを言うと、目標(アウトプット、成果)が目的にすり替わってしまったものでしょう。私たちの身近にも似たような出来事はあるのでなないでしょうか?
今、やろうとしていることは本当に目的達成に近づいているのか?
目的があいまいだと、人はそれぞればらばらの方向へ走り出す危険性があります。
なぜ、そのアウトプットをするのかを常に考えたいところですね。
冒頭の問いの答え
もしかしたら、答えが気になりすぎて、直接ここに飛んできた人もいるかもしれません
私もそうすることでしょう(笑)
ドリルを買いに来た人が欲しいのは、
ドリルではなく「穴」である。
う~ん、なるほど!お客さんは、ドリルを買いに来たからと言って、必ずしもドリルが欲しいものではないということですね。
このお客さんが家庭で手作りの棚を作りたくて、穴をあけられるものを探しに来たと仮定しましょう。
目的は穴があけられればいい、では初めから穴があいている木材があったらどうでしょうか?
きっとお客さんはドリルがなくても、それを喜んで購入するでしょう。むしろ、余計な手間が省けたと思うかもしれません。
最後に
今回は「レビットのドリルの穴理論」について書きました。
この話から、目的を常に考えながら目標設定(アウトプット)をすることを意識しようと思いました。
私がnoteを始めた目的は、自分の好きや日常を形にしたいからです。
この目的をもう少し深掘りすると、書く力を高め、自分のスキルにも役立てばいいなと思っています。
コツコツとやっていきます。では、また次の記事でお会いしましょう。