高め合いと削り合い#68
こんにちは。わくわくらすです。
メジャーリーガーダルビッシュ有さんのYouTubeを見ました。
私が最も感銘を受けたのは、セリーグとパリーグの違いの部分でした。また、今回のタイトルはこのYouTubeのコメント欄にあったユーザーのコメントから拝借しました。
数多のプロ野球OBや解説者がセリーグとパリーグの違いについて意見を述べていましたが、ダルビッシュさんの意見はそのどれとも違う、視点が全く違うものでした。
詳しくは動画を見ていただきたいですが、パリーグはチーム間の情報共有などが活発で、たとえ相手チームの選手であろうとどんなトレーニングをしているかやどんなサプリメントを使っているかなどを惜しみなく公開し、お互いを高め合った上で力と力の勝負をする土台ができているそうです。
対照的にセリーグは、この部分が閉鎖的で相手チームには極力関わらず、情報共有はなく、ビジターチームへの練習時間などもある程度制限していたと言います。乱暴な言葉を使えば、相手に十分に調整をさせずに戦うという手法をとっていたそうです。(もちろん今はどうかわかりません。)
この話を聞いて、協働という言葉を思い出しました。
色んな研究で競争させるよりも協働させた方が成果が出やすいという研究結果があります。今回の例もまさにそうで、パリーグ全体で協働し、お互いに最高の状態で雌雄を決するという土台があるのだと思いました。
仕事でも応用できると思いました。常にライバルを意識して競争するよりもある程度までは協働し成果を出す。その後最高の状態で競争をする。
とても抽象的で具体的な案はありませんが、明日からの仕事のやり方に影響がありそうな動画を見ることができました。
現役選手からこんな話を聞けるなんて、本当にYouTubeってすごいなと改めて思いました。
お読みいただきありがとうございました。