'学校からの流人' 大歓迎! 不登校の小中学生の【逃げ場所=自分らしく生きられる場所】をクリエイトする一般社団法人アナザーステージの理事になりました。
2023/8/24-26開催、キックオフイベント「島流しキャンプ in 隠岐島」はこちら!
学校に行くことをやめた子どもたちへ、保護者の方へ
2023年1月に岡山・広島・香川への出張がありました。その際に、会いたい人がいて、それとは関係なく行ってみたかった島、島根県の隠岐島を訪問しました。冬の日本海の天気が安定しているはずもないのですが、この時に行かなければ二度といくことが無い気がして、顔を合わせたことのない不登校の子どもを持つお母さんと、かつて不登校生の親だった現役公立中学の校長先生に会いに行きました。オンラインでしか話をしたことのないお二人と、まるで旧知のような感覚で過ごした時間は私にとっては思いがけないものでした。(余談ですが、その日の波は高く4m。出迎えてくれたなべさんに「僕だったらこの船には乗らなかった」と言われた絶句!)
そして、思いがけないことは続くものです。その校長先生から「学校に行かないことを選択した子供たちに特別な時間・空間と体験を提供する団体を作ることにしたので理事になって下さい」と言われて驚きました。その団体が一般社団法人アナザーステージです 。もう一人のメンバーは小学校から不登校だった山田祥太さん(ショータ)でした。代表理事は渡部正嗣さん(なべさん)が孤軍奮闘しながらここまでの準備をやってきました。
日本の学校では「不登校0運動」が繰り広げられ、そっとしておいて欲しい子どもたちをなんとか学校に来させようという動きもあります。今は学校側が「学校に来るのが辛い時は来なくていいよ」と言える時なのではないでしょうか?
自分が変わる必要がない子どもたちだから、親・教師・大人の考え方や行動が変わることが、子どもたちが自信を取り戻すことを助けます。そして小さかった頃のように自分の思うままに生きていこうと動き始めるのではないでしょうか?「子どもの選択肢を増やす」ことを考えて、私はインターナショナルスクールをすべての都道府県に作りたいと日々活動しているのですが、これまでの日本の学校とは違うものが増えることは子どもたちにとっては「生き方を変えられるチャンス=選択肢」に他なりません。本来は不要だった「学校に行かないことを決断する」エネルギーが必要になった、学校に行かない子どもたちをもっとサポートする場が必要です。
どうかみなさん、こちらもご協力をお願いいたします。