「小さな接点100個」よりも、「本当に辛い場面での1度の助け」
よく、「マネージャーは、日々の雑談などでメンバーとの関係を作ることが大切だ」と言われます。
正直私は、これを結構苦手にしていると自覚をしています。
自分の仕事を始めると、それに夢中になってしまって周囲が見えなくなる傾向があり、「一日中自分の仕事に夢中だった」ということも正直あります。実は昨日もそんな感じでした💦
「そんなんじゃ、ちゃんとしたマネジメントができないでしょ」、と言うご指摘があるかもしれませんが、はい、ご指摘の通りです(笑)。
皆さんには、私を反面教師に、メンバーとの日々の細かな接点を大切にして、積極的な関係作りを行ってほしいと思います(笑)。
その代わりと言ってはなんですが、大切にしていることがあります。
それは「メンバーが本当に大変な局面になったときには、全力で助ける」ということです。
「大変な局面」には、「大きなクレームが入った」、「大変な失敗をしてしまった」などの仕事の話にとどまらず、「配偶者と深刻なトラブルに発展した」という話もありました。
このような「大変な局面」でも相談してもらえるように、中程度のトラブル相談に対しては、「前のめり感」を出すほどに丁寧に対応するように心掛けています。
いくら日々の関係を積み上げてきても、「本当に大変な局面で助けてくれないリーダー」に、部下はついていこうとは思いません。
逆に、日々の接点は普通かそれ以下であっても、「本当に大変な時には、全力を尽くして助けてくれる人」に、人はついていくのだと思います。
そして「本当に大変な時に助けてくれた」という事実は、その後会社を続けている間も、辞めた後も、その人の心の中に、ずっと残っていきます。
それだけ大きなことなんだと思います。
相手が本当に大変な時というのは、助ける自分の負担も当然大きくなります。
昔は、同僚が直面した大変な難事案に向き合わず、避けたこともありました。本当に酷いことをしたと思います。我ながら情けないです。
しかしやはり、「本当に大変な時に助けてこそのリーダー」ですよね。
今後ずっと、この信念を持って取り組んでいきたいと思います!
今日も、ワクワクしていきましょう!!💪