これもWakuwaku villagE立ち上げに大きく影響したこと
2019年4月〜10月、私はルワンダにいました。
ルワンダの首都キガリにあるKISEKIというコミュニティを支える活動をしている日本食レストラン&宿でインターンシップとして働きました。
その時に書いた自分の文章。
この時の想いもWakuwaku villagE立ち上げに大きく影響しています。
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金曜日、久しぶりに幼稚園にダンスしに行った。
私の姿が見えた瞬間「Azuuuuusaaaaa!!!!」って全力で走ってきてくれる。かわいいかわいい子どもたち。
教室の中は床が凸凹。窓も割れてる。机もいすもバラバラ。先生は何とか授業しようとするけど、パンを食べる子、ミルクを飲む子、トイレにいく子。先生は木の棒でばっしばし子どもを叩く。泣く。叫ぶように泣く。その間に別の子は外に行って遊びだす。学級…崩壊…というやつかな。
なんとかなんないもんかな~と思っていたんだけど、なんと今回突然3人の先生(全員)がいなくなったから、 近くに住んでる大学生が急遽学級をみている。
というとんでもない情報が入り、今KISEKIでボランティアプログラムに参加してる2人の大学生が助っ人として毎日通っている。
整理整頓、学校のカリキュラムの見直しからしてくれている。
土曜日は物置になっていた3つ目の教室をチームキセキで仕訳、掃除をし、教室の姿を取り戻した。
ダンスに行ったときも、掃除をしに行ったときも感じたこと。
子どもたちはきっとストレスを感じている。
子どもがストレスを感じているのはきっとお母さんがストレスを感じているから。
子ども同士の暴力がとにかくすごい。
ダンスに行った時、男の子2人の喧嘩、殴り合いがずっと続いた。一時そっと見ていた。
お互い目が本気で、本気でぼこぼこにしてやろうっていう勢い。
きっと家にも思いきり遊ぶスペースがないし、幼稚園にもグランドはない。公園もない。狭い教室。
「思いっきり走っておいで!!」と言いたいけどそれができない。
その2人を見て先生は木の棒を持って叩きに来る。
それはほんっとに止めてほしいから、叩く前に1人の方を抱いてあたしの膝に座らせて、お話をした。私はルワンダ語できないし、彼は英語ができないから私自身が気持ちを一番伝えれる日本語で。
「きついよね、もっと遊びたいよね。何がしたい?走りたい?サッカー?毎日思いっきり外で遊びたいよねぇ~」
ってただただ一方的にだけどちょっとお話をした。不思議なことにその間はちょっと落ち着く。話を聞いてくれた。
けど、話すのを止めたとたんまた新たなエネルギーが沸いてきたかのように相手の方に走り出す。
また抱いて話す。ってのを3回ぐらい繰り返したら喧嘩が終わった。
土曜日、掃除に行ったらまた別の子が幼稚園にポツンとあるブランコで遊んでいた。
数分後、お母さんが木の棒でばっしばし叩く。
「いやいや、なんで!?」
なんだけど、子どもは泣きながら走って逃げる。
お母さんはでかい声で怒る。
周りにはたくさんの大人がいたけど、お構い無し。(みんなそうするんだろうし、当たり前のことだからだろう。)
あーお母さんめっちゃストレスあるんだろうな~。
って思った。
何に対してストレスがあるのか。
子育て?生活環境?仕事?
それは分からないけど、なーんかイライラして子どもに当たっているのが感じ取れた。
フィジーにいたときも思ったけど、旅行に来た人とか短期で来る人は、現地の人を見て、「のーんびりゆったり生きてる」
「日本より不便だし、環境も整っていないのにいつも笑っていて幸せそう」
って言う人が結構いる。
でも私は、確かにね、でも本当はいろいろあるよね。って思う。私たちには分からないこともある。というか分からないことだらけ。
現地の人のことを知る。ってとっても時間がかかること。彼らはそこで生きていて、生活をしている。彼らからしたら外から来た私たちがどこまで知ることができる?
知る必要あるかどうかも分からない。ちょっと見ただけでイメージを決めつけてはいけない。
だから私は地に足をつけてゆっくりじっくり歩み寄り、現地の人と一緒にお互いにとっていいものを生み出していく人を尊敬するし、そんな人になりたいと思う。
って話変わってきたけど…笑
KISEKIも地域のママを雇用しているし、DressForTwoも''女性をHappyに!''ってしてるプロジェクトで、''女性のHappy''ってことに毎日触れているけど、改めてお母さんの幸せって家族の幸せってことを感じた。
ルワンダライフもあと1ヶ月。
お母さんたちとHappyをたくさん共有したいな。