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相手の心を動かすリーダーシップ研修#質問するチカラ

「ヒトと組織は簡単に変わらないが絶対に変わる!」トリプルバリューでは、インプットだけで終わるのではなく、行動変容にこだわった研修を実施しています。
今回は、リーダーに求められる「質問するチカラ」についてお伝えしていきます。

質問する力チェック

質問の効果

質問する力の大きな効果として二つあります。
一つ目は相手を理解するための質問です。
たとえば、一つの言葉でも人それぞれ捉え方や考え方があり、それは潜在化されています。
同じ言葉を使って会話をしていても、相手と違う意味を持っているかもしれません。

今回のカードワークは、88枚のエンゲージメントカードの中からランダムに1枚のカードを選びました。
選んだカードは「自立」

突然、その場で表現するには難しい言葉かもしれないと思いましたが、この「自立」という言葉について次の内容でワークシートにまとめていただきました。

① 私にとって「自立」とは
② なぜならば、「このような経験やエピソードがあるから」です
③ そのような理由から「このような行動」をしていきたいです

ディスカッションでは、「自立」という一つの言葉に、その言葉の持つ意味や捉え方が人それぞれ違うこと、それぞれの経験や想いがあることを知り、積極的な関心を持って相手を理解しようと相互に質問されていました。

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二つ目はメンバーが自主性と責任を持ち問題解決に向かうための質問です。
質問技法には5W1Hやオープンクエスチョン、ポジティブな質問などがあります。
リーダーがメンバーに質問をするうえで大切なのは、メンバーが自分事として考えられる質問ができるかどうかということです。
「どうしたら○○できるようになると思う?」「どんなことならできそう?」「今一番、問題だと感じていることは何?」「それをするには、いつまでにどのくらい○○すればいいと思う?」
質問は、相手が言いたいことを明確にできたり、主体的に考えられたりできる「援助」でもあるのです。

質問する力ロープレ

「質問する力」に求められること

リーダーの皆さんはメンバーに質問をするとき、意図を持って投げかけられているでしょうか。

一方的な指示ばかりしていると、メンバーは考えることをしなくなり指示を待ってしまうようになります。指示待ち人間ばかりで何も考えていないと思っているリーダーは、今まで指示ばかりしてきている可能性があります。
メンバーが言われたからやっているという、やらされ感で行動するのではなく、自分自身で自分の行動を決めたという「自己決定感」をもってメンバーが課題に対して自発的に考えて行動するようになるため、実行に対する責任感を持つことができます。

このように、質問する力があるリーダーとないリーダーでは、チームの活気が変わってくるのです。

質問する力目的

感想・学び(一部抜粋)

・一つの言葉(自立)でも人によって捉え方が違う。その人がどう考えているのか、「聴く力」と「質問する力」両方が備わっていればマネジメントしやすい。
・質問をして、メンバーに「考えるクセ」をつけてもらい、仕事をする上で自主性と責任感を持たせることができる。
・自分も含め考えるクセをつけることが大切だと痛感した。また、その返答に対して、正解を求めない、目的は考えるクセをつけることということを念頭におき、質問していきたいと思う。
・「各々が考え行動することができるチーム」が私の考える理想のチームです。質問するチカラはとても重要な要素だと思いました。
・部下に考えるクセをつけてもらうことに意識が足りていなかった。質問し、考えさせることを増やすことで部下の成長につながる。自身の行動を振り返り、質問する力を考えていきたい。
・どうして○○できないの?(why)と責めるように言われると消極的な気持ちになってしまい、言い訳しか出てこない。どうしたら○○できるようになると思う?(how)のように、「できる」という言葉を使って物事の肯定的な側面にフォーカスすることで、自分で考え自主的に動くことができるようになると思った。
・「自立」という一つの言葉でも、人によって受け取り方が違うことを知った。相手がどのように認識しているか確認することが大切だと感じた。
・質問はポジティブに、whyではなくhowを意識して物事に肯定的に質問する。5W1Hで掘り下げて目標を明確にする。


トリプルバリューでは、講義スタイルではなく、インプットとアウトプットを繰り返す中で、自ら気づき、考え、行動変化を促す研修やワークショップを実施しています。
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