農育ブートキャンプ#1「凧揚げ」
1月14日になり新年というのはもう遅いのですが
正月の遊びといえば、、、「凧揚げ」ということで
新年1回目の農育ブートキャンプは
凧を手作りして大空に飛ばしました。
無事大空を舞うことができたのか、、、
凧揚げに欠かせない重要なものの一つ
「天候」です凧を揚げる風が吹いているのか、空に揚がった時に綺麗に見えるために腫れているのかなどなど凧揚げをするのに重要な天候
そして、本日の天候は 小雨/曇り、無風
というか 曇天
見事なまでに凧揚げ日和では無くどうしたものかと思いましたが
の精神で小雨の中スタートします!
凧揚げの材料は
☆ビニール袋(ゴミ袋)
☆竹籤、竹串どちらでも可
☆たこ紐
☆シール(セロハンテープ)
+αお絵描きをするならカラフルなペン
まず初めは自分の凧に好きな絵をお絵描きしていきます。
相変わらず子供たちの独創性に驚かされる画伯作品ばかりでした。
絵を描いた後は
①ダイヤモンドみたいな六角形にビニールを切ります。
カットしたら
②骨組みとして竹串をセロハンで貼っていきます。
そして
③両端に布テープを挟み貼り、穴を開けて糸を通します。
④通した糸の真ん中に引っ張る糸を取り付けていきます。
完成!
ということでいざテイクオフ!
無風を言い訳にしてしまってはいけないのですが
人の走る速度で受け取れる風ではなかなか飛ばすことができず
運営側として子供たちが作った凧が揚がらずに焦っていたのですが。
参加者の子供が
「骨組みを増やして風を受け取るようにしたらいいんだ!」
と思いつき
そこから各自みんなが思い通りの工夫を凝らし
飛ばして→修正→飛ばして→修正、、、
を繰り返し
やっと人の走る速度でなんとか揚がる凧ができました。
そして完成系の形がこちら
竹串を裏でクロスに骨組みを強化すると小さな風を受け止めて飛ぶようになりました。
運営側としては凧が揚がってくれて本当にホッとしましたw
天候も難しい状況ではあったのですが
この状況がある意味良かったなと思いました。
農育ブートキャンプのコンセプトである
「自ら成長する力を身につける」
を体験できる機会であり、子供たちも、何度も挑戦をしながら
色々な工夫をすることで問題が解決されていく体験を通して
自分の作った凧に愛着が湧き
帰る時には「おうちに帰っても飛ばしてみる」と
ただのビニール凧を宝物のように持って帰る姿を見て
「労苦をして得る」
というのはとても大切な事だなと改めて感じました。
ついつい
楽をして大きな対価を受け取りたいと思ってしまいますが
楽をして得た物はそれがたとえどんなに貴重だったとしても
楽をした分でしか感じれない
けれど、頑張って、もがいて、乗り越えて得た物であれば、
他人から見たら価値の低い物だとしても
それを宝のように貴重に使うことができるのではないでしょうか
2023年も困難や問題を喜びで迎えて
皆んなで力を合わせて乗り越えていく年にしたいと思います。
p.s
今日は自分が風になるように沢山走ったね。
ぐっすり休んで、また沢山走ってね。
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