![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51620036/403228061ebe168d5d72ff599b33f4b6.png?width=800)
宇野常寛がこっそりはじめたひとりマガジン。社会時評と文化批評、あと個人的に日々のことを綴ったエッセイを書いていきます。いま書いている本の草稿や没原稿、なども載せていく予定。SNS…
¥980 / 月
- 運営しているクリエイター
#コモンズ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121699198/rectangle_large_type_2_116869c82c614a07b1e1e696a5ea6c4d.png?width=800)
資本主義に疲れた現代人が「共同体」を求めてしまうのは、そもそも「物事(商品やサービス)」をきちんと「味わって」いないからではないかという仮説
先週末はPLANETSCLUBの教養講座を開催した。今回の講師は古舘恒介さん。『エネルギーをめぐる旅』の出版以降、エネルギー問題の啓蒙家として知られているが、本業は日本石油を皮切りに、この国の石油供給の現場で長く働いてきた現役のビジネスマンだ。 古舘さんの講義はまず同書をベースにエネルギーの歴史を解説するところからはじまった。 そして僕たちの生きている間にエネルギーと環境負荷の問題が抜き差しならない状況に突入することがまず不可避であることを示した上で、今後取り得る社会のかた