コンサルティングしていて思うこと
日常的にいろいろの方と会ったり、話したりしていると、その場のノリでスタートするプロジェクトがあったり、メール等で「これは相談なの?」のような、どっちつかずの質問をくることもある。
このように「ビジネスとして依頼されているのかが分からない」という状態に陥ってしまうということがよくある。
もちろん顔なじみの方や元々クライアントの方であれば、概ねこちらも流れが分かっているので、そんなに気にすることがなく対応できる。
しかし、これがそこまで面識がない方だとどういう意味合いで、コンタクトをとりに来られているかが中々判断がつかない。
以前はあまり気にしていなかったのだが、ある種の「起業」を行ったということもあって最近では意識をするようになった部分である。
以前に「兼業すること」についての記事にも書いたのだが、このような費用面に関する部分は非常に難しい。
私がやっている「業」はあくまでもコンサルティングなので、どちらかという商品はノウハウである。そこにある価値に対価が支払われるというビジネスモデルなのだが、一方指定確認検査機関のようにビジネスモデルが申請手数料であり、それに伴う質問事項は営業活動の一環みたいに思われるケースもある。
このノウハウや提案に関する価値に重きが未だ置かれていない、というのはこの業界の古くからの系統なのかなと感じてしまう。
もちろんPM/CMも台頭し、マネジメントにお金が支払われようにもなってきたが、まだまだ過渡期だなと感じる。
ではどうするか。
とりあえずの戦略として、アダム・グラント著「GIVE&TAKE」でいうならばGIVER(与える人)としてあり続ける。
求められているのであれば、与える。何故求められるかというならばそこに価値があるということ。
※この「GIVE&TAKE」ではGIVER(与える人)とTAKER(受け取る人)を様々な角度から考察をし、最終的にGIVERの優位性を説いている。とても名著なのでぜひ読んだもらいたい。
そこで拒絶してしまうのであれば、その拒絶と共にその価値は滅してしまう。
それこそ、lose-loseになってしまう。
求められることにより、新しい学びを得ることもできる。その学びこそ新たなる価値提供の礎になる。
ゆえに、私はGIVERであり続けようと思う。
GW中も日々思うことがある。その思ったことをnoteに綴りアウトプット。