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いま自分は何のためにここにいるのか?


夢を描いている人を応援し、実現に貢献する

私の大きな目標|2023年3月21日現在

・セミナー参加企業様からの
          相談問い合わせ率 10%
・2023年度プログラム提供完了
       来年度以降も続けたい率 80%
・体験セッション         10名/月
  職場でショートセッション  1人以上/日
  雑談から自分会議を促進!

大きな目標を実現するための小さな目標|
2023年3月21日現在

いま自分は何のためにここにいるのか?
選手一人ひとりが
しっかりと自問自答して理解し、
置かれている状況、
自分の状態を正しく理解し、
いま自分にできることを実践する。

プロ中のプロは、
それを淡々と高いクオリティで
実践し続けられるからプロである。

これは自分を含めた全ての人が、
それぞれの分野におけるプロであり、
全ての人に当てはまることではないか。

今日の気づき・学び|2023年3月21日(日)




WBC準決勝で劇的勝利!

試合開始時間を把握しておらず、
たまたま見ていたネットニュースで、
今まさに試合中ということを知り、
慌ててAmazon videoで試合観戦。

8回裏3−5というスコア。
山川選手の犠牲フライで1点返して、
最終回へ突入。

メキシコの攻撃を0点で抑えた日本。
最終回、1点を追いかける展開で、
メキシコの守護神がマウンドに上り、
バッターは大谷選手という
これ以上ない舞台が整った。

これは何か起こる予感・・・

大谷選手は初球のチェンジアップを
鋭く叩いて右中間を破る二塁打!

二塁に到達するや否や、
日本ベンチに向かって大谷選手が
吠えているーーー!

さすがです。
こうしたらチームが盛り上がり、
選手一人一人の気持ちを
奮い立たせることができることを、
わかってやっているかのように見えました。

これこそ真のパフォーマンス。
自分はもちろん、
見ている人全ての感情を
これでもかーーって大きく揺さぶる行動。

味方は強烈に勇気づけられ、
敵は目に見えない危機感を植えつけられます。

しかしなんといっても、
この場面でどんな気持ちで打席に立ち、
守護神が投げる初球を何の迷いもなく
鋭く振り抜くことができたのか。

それは最後のインタビューで
なんとなく感じることができました。

動じない強さはどこからくるのか?

試合に戻ると、
続く4番吉田選手。

吉田選手というと、
プロ野球選手としては小柄ながら、
豪快なスイングで長打を放つ
印象が強いと思いますが、
私の勝手なイメージとしては、
選球眼が良いこと。

それにしてもこの緊迫した場面で、
冷静にストライク・ボールを見極める
ことができる精神状態、
やっぱり世界で戦う男たちは、
何が起きても動じない強さを感じます。

四球を選んだ吉田選手に代わり、
代走には周東選手。
詳しくは知りませんが相当速いそうです。

監督の役割

そしてクライマックス、
この試合3三振(うち見逃し三振1)と
調子が上がってきていない村上選手。

これもまた、
何かを感じずにはいられません。

吉田選手には代走を送り、
この試合3三振でなかなか本来の力が
発揮できていない村上選手は
そのまま打席へ。

栗山監督の村上選手への想いが
溢れ出ているシーン。

その想いに応えるかのような、
体が開かない村上選手らしい
鋭く美しいスイング。

ここまで勝ち上がってきた中での
メディアなどのコメントや、
今日のこの打席までの結果など
そんなものは関係ない、
自分が今できることに集中!

そんな静かな内なる闘志で
振り抜かれたバットに、
強く弾かれたボールは
センターの頭上を超えてフェンス直撃。

この瞬間、栗山監督の采配、
思い描いたシナリオ通りの勝利と、
選手一人ひとりの成長という
大きな価値を手にしました。

それにしても周東選手恐るべし。
とんでもないスピードでしたし、
日本代表としてWBCに出場する男、
自分が代走で出る理由を
理解して実践した結果なのでしょう。

いま自分は何のためにここにいるのか?

ここまで8回からの
2イニングしか応援していない者が
偉そうに書いてきましたが、
このわずか2イニングの劇的なドラマを
見させていただき
感謝の気持ちでいっぱいです。

プロ中のプロは本当に凄い!
と感じる1戦でした。

先頭打者として、
「四球を選んでも塁に出る」
ことを考え打席に立った大谷選手。

初球を強打し二塁打となり、
何度か折れそうだったチーム、選手を
奮い立たせ勝利を手にするために、
今できることは何かを考えた行動。

そんな大谷選手を
ネクストバッターズサークルで
見ていた吉田選手。

4番としての役割もありますが、
チームが勝利を手にするために
いま大事なことは何か。

前打席の残像が残っているはずの
相手選手を考えれば、
甘い球がくる確率は相当低く、
際どいボールは手を出さず、
少しでも甘く入ればすかさず強打。

あまり表情に出しませんが、
そんな雰囲気を感じていました。

そして、村上選手。
「お前が試合を決めてこい!」
と送り出す栗山監督の想いに応えるべく、
全集中で打席に立ったのではないでしょうか。

村上選手がこの打席に何を想い、
何に意識を向けていたのか。

ここからは勝手な妄想ですが、
これまで自分がやってきたこと、
自分にとっての最高な一振りを
再現性高くやり続けるために
取り組んできたことをただやるだけ。

それに尽きるのではないか、
そう感じています。

あの場面、
これまでの自分の成績、
そして今日の前打席の内容、
という過去に対する負の感情。

もしここで凡打して
チャンスを潰してしまったら・・・
それが原因で負けたら
日本に帰れない・・・

そんな過去や未来に対する
後悔や不安感を持ったまま、
あのスイングはできないはず。

嘘偽りなく、
いまの状況を自分の状態も含めて
正しく理解して、
本当はどうなりたい?
何が大事?
そのためにできることは?

その答えは・・・
それがあの見事な一振り、
そしてこれまで積み上げてきたからこそ
得られた結果なのだと感じました。

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