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前回までのあらすじ*長編ファンタジー小説 獣の時代〈第1部〉
年末までのあらすじのまとめです。
犬鷲に変態する能力がある砥上逍遙と1/4吸血鬼の秋山守人はある夜「鵺」を探しに行った。
二人が目撃したのは首都・玉都にある陰陽寮の陰陽師による鵺退治だった。
陰陽師が放った巨大な雛人形が鵺を追い詰め変貌した時、我を忘れたようにその場に行こうとした砥上が下方からの謎の力によって夜空の彼方に飛ばされてしまった。
力を放った存在が何者なのか気になりつつも秋山は友を探しにその場を離れた。
一方、鵺狩りは佳境に入った途端鵺自身の自死という形で終了した。
頭の上で騒いでいた不審な輩を遠くに飛ばした有泉湖澄は、偶然死亡してしまった叔父の魂を郷を守る池の主に捧げ、成り行きを見守っていた送電塔から離脱した。