個人カーシェアで車がパクられたら?【トラブル対処法】
私は2017年に個人カーシェアをはじめ、平均月13万円、最高で月30万円を稼ぎ、シェア率全国1位になったことがございます。
個人カーシェアは、自身のリソースをほぼほぼ活用しない、最も楽な副業の1つだと考えています。
この収益を上げるため、シェア率向上のノウハウをこのnoteで発信しています。
さて、今回はトラブルと保険の話です。
個人カーシェアを利用して車を借す場合、借りる側(ドライバー)は自動的に保険に加入することになります。
個人間カーシェアの老舗、Anycaでは東京海上日動火災保険と共同で「1日自動車保険」という保険の選択が可能で、借りる側はオーナーと契約が完了した時点で、必ずこれらの保険に加入する仕組みとなっています
保険内容は、無制限で対人/対物賠償責任保険が範囲内になりますが、一部きをつけなければならない点が存在しますのでこれを書いてきます
オーナーも確認必須ですが、借り手側はぜひ読んでいただきたい内容となっています!
エニカの1日保険の車両補償は限度額300万円
個人間カーシェアのプラットフォームであるAnycaは、シェア中に起こりうるトラブルにおいて保証しています。しかし、多様多種な車が存在する中でその保証は最低限といえます。
まず上限を300万円と設定しているので、これを超えた場合は自己負担となります。
高級車を借りて事故を起こした場合300万円でまかなえない可能性もありますので、高級車を借りる場合は特に注意が必要です。
エニカはあくまで個人間取引なので、傷のチェックなどはオーナーと利用者双方だけで行います。
ついていないはずの傷を後で気がついた!などのトラブルも起こり得るため、細かい傷でも必ず注意して説明しておくことをお勧めします
②自分で10万円を自己負担しないといけない
Anycaにおけるトラブルで、自損事故傷害にあてはまるものは10万円を自己負担しないといけません
まず、自損事故傷害は何かというと下記のような自賠責保険の範囲外のケースです。
単独事故(ガードレール・電柱・家屋等に衝突、崖から転落等の事故)等自賠責保険で補償されない事故で、運転者、搭乗者またはお車の保有者が死傷されること
ドライバーに貸し出した際に、車を傷つけられた際には、最高10万円はドライバーが負担するというものです。
貸した車が高級車であれば少しの傷でも10万円はしてしまう可能性があるため、ドライバーが負担するケースは多く発生するのです。
Anycaではアプリ内での「評価」もありますし、理不尽なドライバーは少ないですが、このあたりはもめないように、貸し借りのさいに責任範囲を明確にしておくことが必要です
合わせて、搭乗者傷害特約も同様の内容になっているので注意が必要です
③車が盗難された場合の保険は含まれていない
Anycaの保険に関しては自己負担はあるものの、一般的な損害などについては保険がしっかりつくように設定されています。
個人カーシェアを広めるためにはこれらを手厚くしないと、リスクある貸し出しは普及しないので当然といえば当然でしょう
しかし、車が盗難された場合の保険は含まれていないのです。つまり、車両盗難に遭った際は、利用者自身が弁償しなければいけない仕組みになっています。
この点を事前に知っておかなければいざという時、大変なトラブルになりかねませんので注意が必要です。
特に、貸し出している車にセキュリティロックがあるかは事前に聞いておいたほうが良いでしょう。
当然オーナー側も、この手のトラブルは頭に入れておき、セキュリティ装備を付けることをお勧めします。
いかがだったでしょうか。個人カーシェアの最大手プラットフォームでも、トラブルを完全に保証してくれるわけではありません。
トラブルはあるものだと思って、事前に可能な限り対処しましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?