紅茶カフェ初体験
こんにちは、wakoです。
今回は3話ということで、少しずつ本題に近づいて参りました。
指切りげんまん。していただいた方、ありがとうございます。
(何のこと?と思った方、1話へGo)
今回もお付き合いください。
さて、お茶をつくると決めた私は現代っ子を象徴するかのように、
"お茶 商品化"とGoogleで検索しました。
そこで知ったのはOEMでした。
ビジネスを知る
社会人2年目の私は会社員として、
社長の力によって仕事をしている風に、世間に見せていたのでした。
自分が何かを成し遂げたかのように見えるが、
それは会社あってこそであると実感してしまってからは、
自分が何もしていない気がしてならないのです。
会社員を否定するわけではありません。
ただ、私には合わないと思ってしまうのです。
誰かの夢など追うことは出来ない。
必死になることはできない。
そんな中、私はやりたいビジネスを見つけました。
それがお茶でした。
(根本はカフェ経営ですが)
さて、商品開発と無縁の私はどのようにして自分の商品を作り出せば良いのか分かりません。
お茶をつくるには、まず茶葉が必要で、工場も必要で、梱包までしなければならない。
製造してからはどのようにしてお客様へ販売しよう。
そもそもお客様ってどうやって獲得するのだろう。
何も分かりません。
だから勉強するだけです。
"お茶 商品化"の検索で知ったのはOEMです。
すぐさまコーポレイトサイトでメッセージを送りました。
そこで気づいたのです。
まだ、こんなお茶を作りたい、が明確にないことを。
和紅茶を知る
どんなお茶をつくろう。
お茶というカテゴリーの中にはたくさんの種類があります。
その中でも私は、カフェに行くと迷わず選択する"紅茶"をつくると決めました。
お話しできる理由はありません。
私が、紅茶を選ぶからです。
独りよがりな想いのようですが、紅茶派はたくさんいると信じています。
OEMを探す中で、まず海外の茶葉を扱うのか、日本の茶葉を扱うのか、
今まで考えたことがない選択をすることになりました。
私は迷わず、日本の茶葉を扱うことを決めました。
これには少し、想いがあります。
大きく言うと、お茶の概念を変えたいと思っているからです。
私が思う紅茶の話をします。
紅茶と言えば、スコーン
紅茶と言えば、花柄ティーカップ
紅茶と言えば、丁寧な時間
ではないでしょうか。
実際、紅茶を提供するカフェを視察するべく、
"紅茶 カフェ"とGoogleで検索し、訪れる店舗を探していました。
そこでは海外の空気を纏った店内の写真がたくさんヒットしました。
メニューのおすすめはスコーン
カップはイギリスの王室に似合いそうなデザイン
テキストを机に広げられるような雰囲気はない
特別な時間を過ごすための紅茶はヒトとの距離があるように思います。
私はもっと、ドライブスルーで紅茶を買うような世界を見てみたい。
紅茶に限らず、お茶を買う世界を見てみたいのです。
なんだか理由になっていないように思えてきたので、端的に。
地産地消
日本から世界へ
です。
和紅茶専門店 Sankodo
和紅茶をつくると決めた私は、味を確かめに向かいました。
大泉学園駅北口から徒歩3分ほどの場所にある、
和紅茶専門店 Sankodo
2Fのため、1度ビルを通り過ぎましたが、すぐに戻ってこれました。
ここは空間も素晴らしかったです。
そして、メニューを決めるのに5分も費やすほど、種類が豊富でした。
これほど和紅茶というものは存在するのかと気づかされ、
そこに新しい商品をつくろうとしている私はいったい。
そんなことを思いましたが、つくったら広めればいい、
今ある和紅茶を私が知らないように、
私がつくった和紅茶を誰にも知られずに終わらないように、
またやるべきことが見つかりました。
みなみさやか FirstFlash
メニューの中で一番香り高く、甘みのある紅茶を選びました。
なぜなら、
目覚めの和紅茶をつくろうとしているからです。
"目覚めの紅茶"というフレーズは違和感ですが、
"目覚めのコーヒー"は情景が思い浮かびませんか?
パジャマ姿で台所に立ち、コーヒーを淹れ、その空間に香りが広がり、
ヒトはいい香りと言う代わりに天井を見上げるのです。
これを和紅茶でも実現できないだろうか。
そんなことを考えています。
カウンターの目の前には、コンロで茶葉から紅茶を淹れる店長の姿を見ることができました。
コーヒーは見慣れていますが、紅茶は見慣れていません。
当たり前にしたい風景であると思いました。
普段口にしている海外の茶葉とは異なり、苦味がなく、丸い味わいで、香りもまた甘みがありました。
ベタにスコーンと一緒に味わい、お店を後にしました。
おわりに
私の頭につくりたい味が浮かぶまで、
紅茶と一緒に過ごしていきたいと思います。
次回からは、一緒にお茶の知識を蓄えませんか?
指切りげんまん。です。
最後にアンケートです。
あなたはコーヒーとお茶、どちらを好みますか?
コメントで回答お待ちしております!