お茶の話
こんにちは、wakoです。
本日も、指切りげんまん。していただきありがとうございます。
"和紅茶専門店 Sankodo"を後にした私は、
近所の図書館へと向かいました。
(このエピソードに心当たりがない方は1話からぜひ!!)
今まで訪れたことのないエリアの本棚を眺め、
お茶の本を3冊借りました。
これからしばらくの間は、
お茶の学習時間としましょう。
お茶の基本
あなたにとって身近なお茶は何でしょうか。
緑茶、紅茶、ウーロン茶、、、
実はこれら全て、同じ1枚の茶葉から出来ています。
同じ茶葉から出来たものなのに、
なぜあんなにも色や香り、味が違うのでしょうか。
まず、お茶の製造工程についてお話します。
茶葉は鮮やかな緑色をしていますが、摘んだあとに蒸気にかけて茶葉の中の酸化酵素を殺してしまうと、葉の色は緑色のままです。
つまり緑茶になります。
しかし摘んだ葉を揉むと、茶葉中の酸化酵素が茶成分のカテキンを酸化して茶色に変色し、紅茶となります。
そしてこのカテキンの酸価を途中で止めると、ウーロン茶になるのです。
茶葉さえあれば、これらのお茶はつくれるように思えますが、
品種によって、緑茶に適した茶葉や紅茶に適した茶葉があります。
ダージリンやアッサムで有名なインドの茶葉で緑茶をつくろうとすると、
緑色のきれいな茶葉にはなりますが、
カテキン含量が高く、アミノ酸含量が少ないため、
うま味の少ない、渋い緑茶となります。
生産と消費
日本は世界の中でもお茶文化がある国であると実感しています。
世界各地のお茶の生産量を見てみると、中国が断トツであることが分かります。
1位 中国 40.5%
2位 インド 23.2%
3位 ケニア 8.6%
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7位 日本 1.6%
普段飲んでいるお茶が、どこの国のものかなど、考えたことはありませんでしたが、日本のお茶を飲む機会はいったいどのくらいあるのでしょうか。
余談ですが
コメダ珈琲の紅茶は和紅茶でした。
毎回紅茶を飲んでいたにも関わらず、気にも止めませんでした。
世界的に"お茶"というと、"紅茶"を指します。
しかし日本における紅茶消費量は緑茶の10分の1程度なので、日本でいう"お茶"は"緑茶"を指すことが多いです。
また、一人当たりのお茶の消費量についても記しておきます。
1位 トルコ 3.18kg
2位 アフガニスタン 2.73kg
3位 リビア 2.70kg
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19位 日本 0.91kg
お茶の分類
以外は製造方法によるお茶の分類です。
この表を頭に入れて飲むお茶は、
これまでとまた違う感覚にさせてくれるかもしれません。
おわりに
浅い知識でお話しすると、土地の影響で海外の紅茶より日本の紅茶の方が渋みが少ないそうです。
私自身、お茶は苦いものが好きなので、コメダ珈琲の紅茶(和紅茶)は薄いなぁと思っていました。
でもそれは、本来の紅茶の楽しみ方を間違えていたのかもしれません。
香りを楽しむべきでした。
次回は紅茶の学習の時間です。
指切りげんまん。