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勉強しなさいと言われたことがない人生

こんにちは、wakoです!

自分でビジネスをやると決めてから、会社にいると日々思うことがあります。

私は新卒2年目であり、周囲の人はほとんど人生の先輩なわけです。そんな先輩を見て思うこととすれば、「私がその年になるまであと何年あって、それまでここにいるのかぁ」なんてことです。

新卒入社で5年目を迎えるなど、何も不思議なことではありません。ただ自分はそれを想像できないのです。

そこで、なぜ自分はそんな人間なのか考えてみました。いや、時間をかけて考えたというよりは、ハッとした気づきがそこにあったのです。


何も言わない母

私は両親に何か言われてやったことがありません。書道を10年続けましたがそれは自分がやりたくて通わせてもらっていましたし、大学に入ったのも自分が学びたい分野があって行かせてもらいました。

学校生活におけるテスト期間に「勉強しなさい」などと言われたことはないし、受験期にTVを観ていても「勉強しなくていいの?」などと言われたことはありませんでした。

だから全て自分で決めて自分で行動するしかなかったのです。テストのために勉強するかしないか、宿題を提出するかしないか、明日学校に行くか行かないか、全部自分次第でした。


母の教え

私は高校受験の時、自分のレベルより少し上の高校を目指していました。模試ではなかなか点数が伸びず、悩み、大した量勉強していない男友達が自分より点数が高かったりして、泣いていたことを覚えています。頑張っているけど報われない感がそのときはあったように思えます。

目指している高校に行けないかもしれないというネガティブな思考を吐き出すと、母が言ったのです。

「それはあなたが決めたことでしょ。辛いならやめてしまいなさい。」

当時の私にはとてもキツイ言葉でした。本当は慰めてほしかったのに。

ただ、その時言われたのはその言葉だけではありませんでした。

「あなたは一番難しいことをしているのよ。自分で全部決めているじゃない。母親にこの高校行きなさい、勉強しなさい、と決められた道を歩く方が実は簡単なのよ。」

この事実を教えてくれた母に感謝しかありません。


自分の選択

私は全部自分で決めてきました。
だから他人の夢は追えない性分なのかもしれません。

あれこれ指示されて動くことは簡単ですが、物足りないのです。
物足りないのは、人に言われたことに100%の熱意をもてないことに対してです。

決して会社アンチではありません。

そんなことに気づきながら、また起きて会社に向かうのです。


おわりに
成田悠輔さんのVANTAN卒業式スピーチをYouTubeで見ました。そこで私は成田さんの虜になりました。しかしその時間は束の間、別の動画でこんな動画見るな、と若者に訴えたのです。成功者の戯言など聞くな、と。

だから私はYouTubeを閉じました。

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