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恋愛経験のなさについて②(ゲイ高校生編)

前回ゲイの自覚編でした。
先に申し上げておくと、私自身同居の両親には自分がゲイであることを告げていませんし、積極的に告げるつもりもありません。
そのことについてはまたの機会に書きたいと思っています。

生々しい表現は控えていますが、一応ご注意を。


そんなこんなで中学3年生でゲイを自覚したわけですが、意外と悩んだ記憶はありません。ゲイはあくまで小カテゴリで、大カテゴリはカースト底辺であったため、大カテゴリの悩みの方が強かったんですね。
自分がノンケだろうがゲイだろうが、恋愛含め、人間関係に関しては奥手中の奥手であることに変わりないわけです。

それは高校生になっても同じでした。
高校生にもなると周りの男子はみるみる魅力的になるわけですが、仮に彼らの誰かがゲイやバイだったとしても、自分とどうなることもないんだろうなと思っていました。
3年間同じクラスで水嶋ヒロ似のKKくんのことを気になりつつも、恋愛的な駆け引きは一切出来ませんでした。
学園祭の練習中に食べていたワッフル?を、自分が手に持ったまま彼がいきなり一口かじってきたのは痺れました。良い思い出です。

ある高校2年生の秋だったと思いますが、移動教室で隣になった男子クラスメイトRからアプローチを受けることになりました。
なんかそういうシンパシー的なものがあるのでしょうか、小さいメモ紙に自分とどうしたいこうしたいという旨の文言が書いてありました。
私はチョロいのでその言葉に乗り、初めてを経験し彼の家にも行ったりしました。(恥ずかしいので詳しくは書きません)

「恋愛しているじゃないか」というご指摘はあたりません
なぜならお互いに恋愛感情はなかったからですね。
相手は明確に「男は遊び、本気は女」というスタンスを明かしていたので、軽いデミロマンティック気質の私は最初から、そういう意味においてはシラけていました。
その子とは2回ほど経験をしましたが、後はこちらから「ごめんなさい」を表明する形となりました。


高校3年生の頃に我が家ではPCとネット回線を導入することになりました。
井の中の蛙が大海を知る形となります。
ゲイ関連の動画像や出会い系サイトを一気に知ることとなりました。
その出会い系サイトでは、自分が若い学生というアドバンテージを掲げ、少数のおじさま・おにいさまにチヤホヤされるという小さい理想郷(笑)を作り上げました。奥手のデミロなので恋愛はできませんでした。高3という時期に何やってんだこいつ・・・

そういうことばかりやっていたので、高校卒業から暗黒期間が始まるわけですが、悪い意味で今の自分の礎となっているので、また別の機会に書きましょうか。

次書くとしたら数年跳んだ社会人編になろうかと思います。
お疲れ様でした。

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