見出し画像

CDプレーヤーのチューニング

自慢じゃないが、うちのCDプレーヤーは安物だ。1980年代中頃のビクターの製品で、当時の定価でも8万円を切るくらい。オーディオ全体の中で中級機と呼べるかどうかも怪しい。中古で1万円くらいで入手したのは1990年頃だと思う。

ほかにこれも中古で買ったマランツの定価16万円くらいのもあるのだが、故障中で使えない。部屋の片隅にしまってある。

さて、ビクターのCDプレーヤーだが、安いなりに実力が発揮できるようにいくつかチューニングしてある。なお、老婆心ながらCDプレーヤーをいじくるときには必ず電源プラグを抜いておくこと。レーザーが目に入ったらまずい。

●基板に付いているLSIやICの表面に、樹脂部分よりも0.5mmか1mmくらい小さくカットした薄い銅板を貼り付けてある。

●筐体から出ている部分の電源コードにタコ糸を巻きつけてある。

●ボンネットの裏側を見たら、重量を稼ぐためか、ギラギラの金属板が接着されていたため、黒いマジックで塗りつぶし、レーザー光の乱反射を防止した。

●出力が2系統あるため、可変のほうのアース側を仮想アースにつないだ。アンプ(サンスイのAU-α607 MOS PREMIUM)も同様にPHONOのGMTを仮想アースに接続してある。

●プレーヤーの足は使わずに、筐体を3点支持で設置してある。

てな具合。それぞれのチューニングでいちおうの効果はあったが、特に顕著に音が変わったのが、電源ケーブルのタコ糸巻きと、ボンネット内側の黒マジック塗りつぶし、仮想アースの接続であった。いずれも良い方向への変化であった。

いいなと思ったら応援しよう!

白鳥和也/自転車文学研究室
ご支援ありがとうございます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。