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遠い町の追憶

2004年10月の下旬に訪れた長野県の高遠。桜の時期がまことに有名だが、秋もなかなかに風情があった。

一度は桜を見てみたいとは思ってはいるのだが、大渋滞が必至では、自転車でも訪れる気にならない。観光にも飽和する定数というものがあるようだ。

それにしても、高遠(たかとお)とはまた詩的な地名である。近くの人里から離れた孤愁の城下町というニュアンスが強く漂っている。

城址のある高台から夕刻の町を眺める


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白鳥和也/自転車文学研究室
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