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野辺山高原の夏

2004年6月の画像。長野県の野辺山高原である。2万5000分の1の地図を見ながらタンデムでポタリングしているうちに、この風景に行き当ったのだ。

野辺山高原は夏でも涼しい。何しろ標高が1200~1300mくらいある。けっこうな山の上と一緒なのだ。真夏でも日が翳ると肌寒くなることがある。

そういう標高のせいか、土地のオーラが下界とまったく違っていて、空気感が浮世離れしている。

民家や建物も少なく、ゆるやかな起伏のある高原野菜畑などは、パターソンのペン画を思わせる景観が広がっている。一度は行くといいよ。

駅のロータリーのところにも駐車場はあるが、ここは送迎用だろう。交差点を挟んで反対側、四辻の角、ガソリンスタンドのとなりにも無料駐車場がある。ストリートビューで確認してみるといいだろう。

私とかみさんが野辺山に通っていた頃は、やはり駅前のすぐ北側にある「ピクニック」という喫茶レストランによく立ち寄っていた。ここのロースしょうが焼定食が大好きだったのだ。今でも営業していると思うけどね。

なお、画像の木のところは、「野辺山高原・ヤマナシの木」みたいな感じで検索してみると出てくるかもしれない。現在では柵に囲われて、説明の看板も付いていると思う。

ゆるやかな登り坂の途中にヤマナシの木は立っている。
西側から見るとこんな感じだ。辺りは静寂そのもの。


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白鳥和也/自転車文学研究室
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