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金沢レトロさんぽ-金沢くらしの博物館

明治期の擬洋風建築が可愛すぎる。

この博物館は、昭和時代の暮らしをテーマにした展示と、明治期の擬洋風建築が見られるのが魅力です!懐かしいような、改めてみると新鮮さも感じられます。

擬洋風建築って?

擬洋風建築
幕末から明治時代初期の日本において、主として近世以来の技術を身につけた大工棟梁によって設計施工された建築。従来の木造日本建築に西洋建築の特徴的意匠や、時には中国風の要素を混合し、庶民に文明開化の息吹を伝えようと各地に建設された。

グッとくるPOINT② 「見よう見まね」の面白さ
西洋の建築様式がどんなものかは知らない大工さんが日本的な様式と棟梁の日本的美意識を土台に、「これって西洋っぽい感じでかっこいい」っていう感覚的な西洋さを取り入れて作っているので、独創的なところが面白い。
和洋折衷の美しさが詰まっているのが擬洋風建築だと思うので、それも感じてほしいです!

アーチの下の突起の装飾
綺麗にアーチを描くのではなく、日本建築様式の「木鼻」っぽい装飾があるのが日本的な様式と西洋の表現がミックスした感じが滲み出てとてもグッときます。

元々は明治期の校舎

ここは明治32年(1899)に「石川県第二中学校」(通称・金沢二中)の校舎として建てられた木造校舎を利用した博物館です。こんな素敵な建物に毎日通って勉強するなんて羨ましい。青春の思い出もロマンチックになりそう。

当時の教室の展示

机と椅子が一体型になっていたってのも面白いですね!

でかいそろばん!

そろばんの使い方は分かりませんが、当時これを使ってみんなでそろばんを勉強していたんですね。私の世代だと、でかい三角定規がクラスにはあったんじゃないかな。私は先生の持ち物の憧れのアイテムでした。最近は黒板にパワポの資料を映して授業をしてるらしいので、あのでかい三角定規も「こんなものがあったの?」と言われるんだろうな。

昭和の暮らしの展示

館内に入ると、昭和時代の日本の家庭を再現した展示が。懐かしい昭和の家電や家具、衣服などが展示されていて、当時のお家にお邪魔した感じになります。

グッとくるPOINT② 昔の家電たち

昔の家電の方がオシャレで好きだな。
今だったら、表示がわかりにくいとクレームになりそうだけど、
全部英語なところがいい。あと真四角じゃないのもいい!
フォルムの自由さもいい!

昭和の遊びと文化

昭和の子供たちが遊んだおもちゃやゲームも展示されていて、子供時代の思い出が蘇ってきます!また、昭和のポスターや広告も展示されており、当時の文化や流行を知ることができます。
じゃじゃ丸、オバQ懐かしー。

訪問を終えて

昔の、日本人が愛した魅力が詰まった博物館なので、レトロなものが好きな方には最高です。

金沢を訪れる際には、ぜひこの博物館に足を運び、過去の日本の暮らしと文化に触れてみてください。


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retoroppo(レトロっぽ)
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