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【徒然なるままに】#116 ついつい本を買ってしまう
先日、大分久しぶりに本屋(大型店)に行きました。
コロナ禍になってから、本屋には数回くらいしか行かなかった。自分にとって本屋は、買うつもりがなく入店したとしても、大体の割合で何かしら買ってしまうという場所である。
最近は部屋のスペースのことも考えて電子書籍で買うことが多くなったが、本屋の場合、気になったページを立ち読みして買うかどうかを吟味できるところが良いのかも、と思った(まあ、十何年前はそれが普通だったんですが、普通の基準はどんどん日々変わっていきます)。
実際、立ち読みできて良かったということがその日もあった。出版されたばかりのブライアン・イーノについて編集された本は「入門」と題名に入っていたので、京都でインスタレーションもするし、そのタイミングで発売されるということ以外に特に新しいものはないのかな、と思っていた。しかし、今回はお仕事でお世話になっている方も関わっているので、ちょっと読んでみようと思って少しだけ読んだら、これが面白かった。
イーノは前述の通り、インスタレーションもやるし、最近は社会にコミットするアクティビストだ。そんな様々な顔を持つイーノの「音楽家」としてのみ焦点を当てたから「イーノ入門」なのだとわかり、なるほど、と思った。
エリック・タムが書いたイーノの本とか、レコード・コレクターズでの特集などは読んでいたが、(自分が知らなすぎる可能性があるとはいえ)今回の本はいろいろと新たに知ることもあるので、楽しく読んでいる。
この日は他に、サティやバルトーク、シュトックハウゼンの他、今まで自分から手にとったことのないムーが、地球の歩き方とコラボしていた本を買ってしまった。
コロナ禍では、普段読まないタイプの本を読んでいる。ザ・スミスの中心人物モリッシーの自伝や木山捷平という作家の小説やエッセイなど、まあ、いろいろとである。
本屋ではないが、ネットで買った音楽系の本では、クラウトロック大全やXTCのアンディ・パートリッジの本で、このアンディへのインタビューが面白くて他の本と同時進行で読んでいるところだ。