【キネマ救急箱#20】摩天楼(ニューヨーク)は薔薇色に 〜スニーカーが宇宙イチ似合う男マイケル・J・フォックス〜
こんにちは。
ニク・ジャガスです。
♫ユッドンニーマニー \デンッデンッ/ ドンッテイクフェイムッ \デンッデンッ/
ドーンニードクレディカートゥーライーディーストレィンッ
超有名な映画のテーマ曲を文字にしてみました。笑
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「The Power of Love」です。
言わずもがな、ハリウッド映画の金字塔である『バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)』のテーマ曲ですよね。
知ってる…?
もうUSJでは、ドクにもビフにも会えないんだぜ…?(震え
デロリアンに乗ってムチ打ち寸前になるのを耐えながらビフを捕まえるのが楽しかったのに…。
話が逸れてすみません。
先日、BTTFで主人公マーティ役を演じたマイケル・J・フォックス主演のラブコメ映画『摩天楼(ニューヨーク)は薔薇色に』をアマプラにて視聴しました。
摩天楼を「ニューヨーク」と読ませたり、「薔薇色」というキーワードを入れるあたり、若干のコ○ン感とラブコメ邦題の特徴を感じつつも、気軽に見られる楽しい映画だったので、ご紹介いたします。
※ちなみに原題は「The Secret Of My Success(僕が成功した秘密)」
あらすじ
スニーカーが宇宙一似合う男マイケル・J・フォックス
『摩天楼(ニューヨーク)は薔薇色に』は、ビジネスの中心地ニューヨークという弱肉強食の世界をお色気たっぷり?に描いたラブ・コメディです。
1人の若者が成り上がる様子を描いたサクセス・ストーリーではあるものの、あくまで恋愛が中心でありビジネス要素は一切ございません。
この映画に原作があったと仮定し、それが少女漫画全20巻だったとしましょう。
そうすると本編は1巻、3巻、17〜20巻をまとめたような感じです。
話に飛躍があり過ぎてリアリティはゼロですが、マイケル・J・フォックスの軽妙で愛くるしい演技に惹きつけられ、ワクワクしながら見終わる映画です。
本編中、会社の重役とメールボーイという二役を演じるマイケルですが、スーツでもカジュアルでもスニーカー姿が異常にしっくりくる。
私は、有権者の皆様に「マイケル・J・フォックスは、スニーカーが宇宙イチ似合う男である」と伝えたい!
『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の舞台となった2015年、マーティ役になりきったマイケルとドク役のクリストファー・ロイドが『ジミー・キンメル・ライブ』に出演した際にも、スニーカー側がマイケルを求めているのがお分かりいただけるかと思う。←
3人の大人気スターを先取っていたマイケル・J・フォックス
私は映画を見ていて思いました。
「マイケルから溢れ出る、ただならぬ好感度の正体は何なんだ!?」
彼を見つめながら私が出した結論。それは、
①トム・ホランドが持つ人懐っこさ
②ユアン・マクレガーに見る精悍さ
③トビー・マグワイアから感じる尋常じゃない誠実さ
この3人が持つ特徴を昇華させた結晶体がマイケル・J・フォックスなのだと。
3人とも単体で人々を魅了するスターですが、マイケルからダダ漏れる魅力は人気スター3人分に匹敵する、と結論づけました。
お色気シーンのBGMが面白過ぎた
ボスの奥さんと関係を持ってしまうブラントリー(マイケル)。
奥さんは、かなり積極的な女性で隙あらばブラントリーを襲おうとします。
その時にかかるBGMが「いかにも」すぎて、個人的にツボだったんですよね。
なんか分からんけどイヤらしい!笑
恋人のいるブラントリーは何とかして奥さんから逃れようとしますが、噛みついて離さない姿がジョーズに見えたのか、映画『JAWS』の有名なテーマが流れたり。
ラストの方で、ブラントリーと恋人(ボスの愛人)クリスティ、ボスと奥さんの4人が、豪華な別荘で同時に夜這いを試みるシーンがあります。
結局失敗に終わるのですが、滑稽だけど見事なすれ違いの様子は計算され尽くしたアンジャッシュのコントのようでした。
何も考えず気楽に笑える映画だったので、気分転換にピッタリな作品です。
一言で表すならば「若さと勢いで、富と名声と女を手に入れる」爽快な物語ですね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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