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「潤い大事ね」と痛感する朝  540

カチカチカチカチカチカチ…
電池を取り替えてすぐのガス台が着火する時のご機嫌さったらない。
改めて、エネルギーに不足がないことのスムーズさを学ぶ感じ。
(わたしがご機嫌なのではなくて、ガス台がスムーズに稼働しているから機嫌が良さそうに見えるという勝手な思いなのだけど)

着火に電気が必要だと初めて知った時は「なんで?火なのに?電気が要るの?」なんて納得いってなかったけれど、最近は「そういうもの」とスルー出来るようになって大人になったものだと思う…って、なんでかは相変わらずわかってないけれど。


ここ数日、起き抜けに鼻の乾燥がひどくて、いつもより早く目が覚めてしまう。「もうちょっと…」なんて寝ようとしても、どうにも鼻が気になって寝るに寝れない。
鼻の乾燥というか違和感ってこんなに辛いんだ…と遅ればせながらに知る。

鼻が詰まるとか、鼻水が止まらないとか、いわゆる「水分過多」「経路封鎖」は体験したことがあったけれど「砂漠化」はこの冬が初めてだった。
「夜寝る前までは鼻のことなんて忘れていたほど快適だったのに、なんで寝て起きただけで砂漠化しているのだ?」みたいに逆ギレ的な疑問が生まれるけれど…冬だから仕方ないのでは?なんていう大して面白くない理由しか浮かばない。

加湿器で対策を…と思い浮かぶも、そういえば数年前稼働中の音が気になって就寝中の加湿器使用を断念したことを思い出し、あえなく却下。


今朝もそんな感じでいつもより早く目覚めたので、さっさと着替えて「お湯を沸かして蒸気でゆるめよう」作戦を敢行しようとしていた。

そこではたと思い出す。
「そういえば鼻炎用のスプレー作れるって話してたよね!」と。

数年前「ドライアイ用の目薬の中身は生理食塩水と同じ」みたいな話を耳にしたことがあったのだけど、ちょうどその頃ドラッグストアで生理食塩水を売らなくなったんじゃなかったかな?
そんな頃だったからか「生理食塩水、うちで作れるよ!」みたいな情報が結構出ていたし「乾燥予防の目薬だって自作できる!」という話も聞いて、精製水と自然塩で自作の目薬を作り使用していたこともあった。
刺激もなく目の状態も快適で、保存方法や少量作成、早期使い切りに気をつけるだけでずいぶん助けてもらっていた。

そして、そのレシピの紹介者さんが同じ時に鼻炎用のスプレーのことも話してくれていたことを思い出した。
幸い、目薬の容器を購入した時、同時に勢いで買った点鼻用スプレー容器がうちにあることをわたしは覚えている!

善は急げとばかりにレシピを掘り起こし、点鼻用レシピを確認…よし!レシピある!
次はスプレー容器…よし!結構ある!

ということで、精製水にお塩、ニガリを混ぜてスプレーを作り、早速カピカピの鼻にシュッと!と思ったら…
そこまでに日常活動も含めて動いていたからか、いつの間にか鼻の乾燥も治ってたりして「あら?」と少々テンションは下がるものの「せっかく作ったしね…」ということで、一応シュッとしてみた。

もちろんとろみ成分(?)は入っていないから、量をスプレーするとツーーーっと流れてくるのでそれっぽく上なんて向いてみる。
うん、思ったより垂れてこないぞ…ってうちだからできるけど、外出先なんかでは使い方やタイミングに気をつけないといけない感じ。
使用感はしみたり痛かったりは全くないし、後から乾燥が…みたいなこともなかったので、これから色々助けになる使い方を探してみようということになったのだけど…


こういうものを使って改めて感じるのは、ほんと身体って過不足なく上手に創られてるよねーということ。
潤い補給のスプレーもありがたいけれど、粘膜や肌の内側からの潤いの快適さとはやっぱり違うのは当たり前。
調子が良くない時にどっちがいいとか悪いじゃないけども…。

もともと与えられているものと、外から与えられるもの、どちらもありがたく上手に使わせてもらいましょう、と改めて思った朝なのでした。

それにしても、潤い大事ね。




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