夜田わけいの豊衣足食 2024年12月号
冷える季節になってきました。寒いのでくれぐれもお身体にはお気をつけください。
【今月の詩】
シーブリーズと芭蕉
マジさみいよ。風邪引くやつや。
と誰かが言う。
夢を誰かから受け取る。
渡された夢を開ける。
箱のような夢。
夢のような箱。
シーブリーズと芭蕉にはなんの関係もない。
瑜ﾒヲ三田古都ガアレ芭
世界ﾉ書籍紹介ニモヒキサカレ
マバラニナッタ世迷ｲｺﾞﾄｦ一ﾂ
ミセテアゲル あなたの同族嫌悪
ブロック欄に溜まった死体タチ、それがあなただ！！！
【そこで言葉は
詩の良さは
セネガル料理のマフェと同じ
その土地に根差した好みがあるもの
あらゆる詩に存在の意義はなく
しかし必然的に存在する
食べてないけど
夢日記のような あるいは夢日記のような
夢を見ている
❄️
終わっている、シーブリーズをふりかけた霰のやうに冷たく
寒気団を迎え撃つ私たちのコートも、銃創だらけだ
【掲載】
湖渡場 音素:||phantastigma;)【秋空祭参加作品】
文学極道考 夜田わけい (kaz.)『ダーザインへの手紙』転載
こちらはわたしの思い入れのたいへん深い夜田わけいさん @yuichiminami に、文極港のついでにご寄稿いただいた『秋空の散文詩』へのお返詩。これを作例として脱臼と引喩を主軸とする『秋空の散文詩』読詩論を物すつもりだ。→https://t.co/vS34JBHXkB
— 澤あづさ (@adzwsa) November 10, 2024
→で、こちらが、弊ブログの趣味・文学極道考に、2017年創造大将kaz.さんから賜った玉稿。ご寄稿よりkaz.小考っつうかわたしの思い入れのほうが重い。来月からは文極考と読詩論に注力したい。https://t.co/usFITLrPVb
— 澤あづさ (@adzwsa) November 10, 2024
夜田わけいのダーザインへの言葉と文学極道に関する論考、秋空の散文詩祭の投稿が掲載されています。
是非お読みください。
【今月の一言】
文学フリマがようやく終わりましたね。私も何冊か買いました。
個人的には蝉川先生に会えたのが良かったです。私の真っ黄色のえっぐエッグヱッグコーデに、驚かれた方も多かったのでは？
12月8日には受賞したSFファンジンの贈賞式があるので、それに行って参ります。
11月には、もとこさんと一緒に、かブた虫のぬいぐるみの会議もしました！
いかに可愛いぬいぐるみを作るかということで、議論が盛り上がりました。
課題も色々あるので、これから紙粘土で作ってみて、少しずつ完成に向けて動いて行こうと思っています。
毎日のぬいぐるみ写真にも、そのうち仲間入りする予定ですよ。
蟲医の二次創作の小説も登場しています。
是非こちらもお読みになってください！！！
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