戦前日本人移民が住んでいたポートアリス(カナダ)へ行く

画像1 カナダの西海岸側にバンクーバー島という九州ぐらいの広さの島があります。この島には第二次世界大戦以前、日本人や日系人がカナダの中で多く住んでいました。そしてこのバンクーバー島の北の果てのこの山奥の町に現在96歳のみどりさんも育ちました。
画像2 みどりさんが戦前育ったカナダの町を私は訪れてみたかった。この町はかつても今も林業と漁業の町。みどりさんのご両親をはじめとする鳥取県出身の日本人が戦前、林業で働いていました。
画像3 現在人口は約600人台。現在もあまりにも北の外れで山奥で訪れる人も住む人も少ないポートアリス。よくまぁ、こんなところにかつての日本人移民者たちはきたもんだ、と思います。
画像4 最近では夏にキャンプ客や釣り客も訪れるものの、お店はコンビニのあるガソリンスタンドのみ。
画像5 山道を奥へ奥へと入っていた先にこんなきれいな景色があるなんて驚きでした。そこは別世界。
画像6 まさに陸の孤島と言えそうですが、内陸奥深くまで入り込んだ海の町。船で外海に出れることが林業にとっても有利だったんでしょう。
画像7 夏はキャンプ客の来るであろう公園も今年は誰もいません。一つあったトイレも水洗ではありませんでした。
画像8 カナダの清々しい夏の午後、お茶を飲んで木陰でウトウトするのは、懐かしい子どもの頃の夏を思い出します。ここにいるだけで幸せな気分になる不思議な時間でした。カナダで最期を迎えようとしている96歳のみどりさんにこの故郷の写真を見せてあげるつもりです。

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