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そのAirBnB(民泊)で大丈夫? 🎒女子海外一人旅編

カナダの西海岸側に暮らす私の「モントリオールとケベックシティへの5泊7日の旅」の話をポツリポツリしていきます。よければお付き合いくださいね。

さて、今回は旅行に行く前の準備期間での話です。

女子一人旅、どこに泊まる?


皆さんは一人で旅行するときにどんなところに泊まりたいですか?

今回の旅は私にとって久々の飛行機に乗っての一人旅。
未知の町への女子一人旅で重要なのが「どこに泊まるか」です。

ホテルっていうのは一般的な選択だし、せっかくだし、高級ホテルでリッチな気分を味わいたい、っていうのも大いにアリですよね。

「女子一人旅の場合は安全面を考えて4つ星以上のホテルに滞在すべし」と言う女子旅の上級者もいます。

ですが、今回の旅は観光がメインになるし、基本寝るだけだし、一人だし、5泊もあるし、物価の安い国の旅ではないし、宿泊費は安く抑えたいのです。

そして選んだのがホステルと民泊(AirBnB)!

ホステルって30年ぶり!
私自身もカナダでAirBnBをやったこともあるので興味もあります。

そこでホステルに3日間泊まることにして、残り2日をプライベートな個室を利用できるAirbnbでゆっくりする、予定でした。

お手頃なAirBnBを発見!

日本でも民泊(AirBnB)が随分増えているようですね。
カナダでもすっかりお馴染みになってきました。

私が今回の予約したAirBnBはホストのアパートの1室を貸し出していて、定員はシングルベット1台なので一人、でした。

AirBnBをはじめたばかりらしく、レビュー数は15以下でしたが、コメントには「ホストがとてもよかった、部屋がモダンで素敵」というのが多く、地図を見ると地下鉄の駅からも近く便利そうで、しかも金額も手頃。
すぐに予約しました。

ホストは年配の男性で独り暮らしのアーティストの方のようです。
ホストからすぐに「トイレとシャワーはホストと共有」「チェックインはお昼12時から午後6時まで」「何時にチェックインするのか教えて欲しい」「以上の内容は大丈夫ですよね?」いう確認のメールが届きました。

それまで意識してませんでしたが、「一人暮らしの男性とトイレとシャワー共有かぁ」と思うとちょっと気が重くなりましたが、そんなところも値段の安さでしょう。

ここで無理!っていう女性もいるかもしれませんね。

AirBnBを怖いって思う人もいるかもしれませんが、ホスト側も自分のプロファイルをAirBnBに提出していますし、ゲストから不安があればすぐにAirBnBに連絡されるので、レビューの数がちゃんとあって、内容がしっかりしていればまず問題はないと思います。

チェックインが午後6時まで、と言うのはちょっと早すぎる気もしましたが、年配の方のようなので早く休みたいのかな?

私もすぐに「No problem」とホストに返信しました。

ロケーションの確認

宿泊のホステル、AirBnBの予約がすべて完了した後、具体的にモントリオールの観光や町の様子、危険地域を調べてみました。
するとモントリオールで予約したホステルとAirBnBが治安のあまり良くない地域にあることに気づきました。

ホステルの方は主要な地下鉄の駅とバスターミナルが徒歩圏内あり、駅ビルもある、旅行者にはかなり便利な場所。ホステルなので人の出入りもあるし、レビューもかなりよかったので、夜さえで歩かなければ多分大丈夫な気がします。

やっぱり二段ベッド、12人部屋

気になるのはAirBnB。

このAirBnBも地下鉄駅から徒歩450mで便利そうなんですが、Google Mapで確認すると繁華街に近いはずなのに殺風景で寂しい感じがします。

このあたりを治安が悪いと書いている記事には「ゲイ系の住民が多く、ドラッグが多い地区」とありました。

ゲイは別にいいけど、ドラッグは気持ち悪い。
しかもこのAirBnBはさらにメインの道からちょっと路地に入ったところにあるみたい。

ホストに聞いてみる

さらにこのAirBnBのレビューを改めて確認してみると、ロケーションが4.6。
この駅近で繁華街にも近いロケーションなら、4.9か5でもいいはずです。

4.6は治安面が良くなかった、ってことかもしれません。

そこでホストに思い切って
「女性の一人旅なのでもし治安面が不安な場所ならキャンセルしたい」
と聞いてみました。

するとホストから

「地下鉄駅付近にはホームレスが複数いて見苦しい状態ですが、安全面では問題はありません。ただし、あなた次第ですから、気になるのであればキャンセルも構いません。」

という丁寧な返信がすぐ来ました。

やっぱりキャンセル

やっぱりかぁ!

たとえ無害そうなホームレスでもカナダのホームレスは麻薬中毒者が多いので、暴力はなかったとしてもゾンビのようで不気味だし、悪態をつかれたり、最悪襲われたりしては大変です。

結局何もなかったとしても毎回AirBnBから出かけたり、帰るたびにビクビクして緊張するようでは旅の楽しみも激減します。

街に不慣れなゲストの安全を考えたら夜間のチェックインはおススメできなかったかもしれませんね。

ホストには申し訳ないし、あのモダンな素敵なお部屋も名残惜しいですが、速攻キャンセルさせていただきました。

安全と便利は大事だよ

そして、ロケーションがいい他のホステルを予約しました。
(さすがに今回は一人で落着きたいので個室扱いで2段ベット1台の部屋を貸し切り、2人分の金額を払いました。)

今回、もし町の様子や危険地帯を事前に確認していなかったら、ホステルやAirBnBに向かう地下鉄の駅を降りたところで、かなり驚いてパニックになっていたかもしれません。

AirBnBのレビューの中身や説明文を再度、確認してどんなAirBnBなのか、イメージしたのもよかったです。

私がホストをしてたときも、ゲストがきちんと説明文を読まずに思い込みでイメージして、こんなはずじゃなかった的なことを言ってくることがありました。

ゲストはちゃんとホストの説明文やレビューをちゃんと見ていないひとも多いのです。

その点、今回のホストがメッセージで事前にゲスト側のこんなはずじゃなかったクレームになりそうなことを確認してきたのは正解です。

そしてホストに直接質問することで、どんなホストでどんなAirBnBなのかも感じることができます。

不安なときは不安なままにせず、調べたり聞いてみるのは大切です。

女性の一人旅はまずは安全第一です。
宿泊するところがどんなにキレイで、格安でも、安心して出かけたり、帰れないようでは旅を楽しめません。

万が一犯罪に巻き込まれたら、元も子もありません。
ホテル、AirBnB、ホステル、宿泊する場所も選択肢も増えています。

ケベックシティのホステル・懐かしいホステルスタイル

ホテルもAirbnbもホステルも旅を楽しくする大切な要素です。

納得して泊まるのがおススメです。
不安であればキャンセルするのも大切です。

皆さんは宿泊先を決めるときに気を付けていることがありますか?
もし、あれば是非教えてくださいね。

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