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新年好!2度目のお正月気分!

2月10日土曜日は陰暦の2024年のお正月。
カナダで暮らすようになってから私は旧暦のお正月ファンになりました。

クリスマスのすぐ後に来る通常のお正月は慌ただしくて、去年の総括も新年の心構えも考えてる余裕がありません。(言い訳ですが)
旧正月があたりが気分的に落ち着いているのです。

格安フェリーチケットで本土へ

そして今年の旧正月はバンクーバー島から本土に行ってきました。
丁度フェリーも一部安くなっているので行くチャンス。

通常本土とバンクーバー島の往復で、車と大人2人だと片道約2時間$100程度、(15,000円程度)、往復だと約30,000円掛かるところが、今なら早朝、深夜のフェリーなら往復で約20,000円。
この機会を逃すわけにはいきません。

目指すは中国人エリア・リッチモンド

今回向かったのはリッチモンドエリア。
リッチモンドは中国系の人が多く住んでいるので、中国語でも生活できるなんて言われるくらいです。
旧正月にふさわしくないですか?

島のデュークポイントから早朝5時15分のフェリーに乗って、本土のツワッセンのターミナルに着いたのが朝の7時15分。

早朝すぎてフェリーの中はガラガラ,
こんなの初めて見ました
船の上から日の出

まだお店はどこも開いていないのでとりあえず、マクドナルドで歌の練習をしたり、ユーチューブを見たり、車中で寝たりして過ごしました。

久々のモール散策を散策

ここから娘とは別行動。
私は9時になってオープンした近くのミルモールに行き、久々のモールをブラブラしたり、作業をしたりして娘が戻るのを待ちます。

アウトドア用品のお店には剥製がずらりと展示され,心情的に苦手な方もいるでしょうが、カナダの野生動物をサクッと知るのに最適です。
ハンティングや釣り用品はカナダのアウトドアの定番商品。

アウトドア用品のお店の休憩エリアにはデカい暖炉
お父さんと釣りは今でも見かけます
モールのアウトドア用品店のトイレにあった写真

お正月らしい中国のダンスパフォーマンス

お昼にフードコートで休憩してたら、旧正月らしく中国系の婦人グループの踊りが始まりました。

オープニング
いかにもおめでたい!

踊っているのは明らかにアマチュアグループで動きもたどたどしいですが、みんな楽しそう。何度か衣装を変えて踊りを披露してくれました。

こんなタイプのチャイナドレスもあるんですね。(スリットから足ではなくスカート)
赤いチャイナドレスでもいろいろ個性がありますね
中国系の方は人数も多いせいか芸達者な方が多いですよ。
少数民族系の踊り
青のチャイナドレスも素敵ですよね
中国のマダム、いくつになってもセクシー
なかなかの迫力
後ろ姿もキマッてます。
みんなでドレスが揃うと一段と豪華です

皆さん姿勢がよくてカッコいいですね。
身長が高くスタイルがいいからチャイナ服も美しく着れるんでしょうか?

中国文化への誇りと自信

メンバーに若い人はいませんでしたが、スタイルがよくてキレイにお化粧した若いメンバーが同じことをしたら、相当インパクトがあったんじゃないかと思います。中国系の人は肌もキレイだし、長身足長でスタイルがいい方が多いですからね。

本場の中国の若い人たちの間では三国志に出てきそうなな華やかな宮廷女性や男性の漢服ファッションや民族衣装で街歩きをしたり、写真を撮ったりするのが人気のようですが、実際どうなんでしょう。
中国在住の方にお聞きしたいところです。

               ↓無茶苦茶キレイもしくは可愛いです。

 漢服体験も人気になりそうですね。

うちの町の中国系の新年パーティーに行ったことがありますが、婦人グループの踊りは定番です。その他、まさにこのユーチューブビデオにあるような地域ごとや時代によって違う服装を紹介をファッションショー形式で見せてくれたりして楽しかったです。

わかりやすくて見てるだけで楽しい演出はとてもよかったです。
同時に結束力やお金のかけ方、華やかさが違うなぁと感じます。

日本文化も紹介できたらいいな

日系や日本人のイベントでも素人的で規模も小さくてもいいから似たようなショーがやれたらいいのになぁ、なんて思ったり。

実は以前、地元の博物館でミニ着物ファッションショーと浴衣体験を企画したことがあるんです。みんなにも協力してもらってそれなりに盛況だったんですが、浴衣は持ってて着れても、着物を持ってる人も着れる人もほとんどいないので大変でした。

あの頃に比べたら私も着物に柔軟になったし,また一回やってみてもいいような気になったりして。
まぁ、今は自分の生活ですらままならないので難しいかな。それでも心の隅にこのアイディアは置いておこう。

かつて日本人が多く住んでいたスティーブストン

ミルモールでダンスを見た後、
日本人が戦前カナダで1番か2番目に多く住んでいたと言われる、リッチモンドにあるスティーブンストンに行きました。
スティーブンストンは日本人の漁師さんや多くの日本人が働いていたというサーモンの缶詰工場が残っています。そこで1時間みっちりガイドしてもらって製造過程を教えていただきました。寒くて大変な仕事です。

スティーブストンは戦前日本人や中国人で活気のあった町ですが、やはり不審火(放火の可能性大)で日本人も中国人も焼け出されています。
戦前の歴史にはこうしたカナダ人の反アジア感情が感じられる事実がでてきます。今はそんな時代ではなくて本当によかったですね。

食べたことないものを食べる楽しみ

見学ですっかり時間を使ってしまった後はハーバーにあったマレーシア料理レストランで食べました。

とりあえず食べたことのないアジア料理を食べてみます。

ショボく見えますが意外にビーフたっぷりでお腹一杯

そしてデザートで一服。

この羊羹みたいなデザートも甘すぎない優しい味。

美味しい食事はそれだけでハッピーな気分にさせてくれます。
アジアの食はやっぱり美味しいです。

アジア系のアバディーンモール

そしてリッチモンドで一番大きいアバディーンモールへ行って日本のお菓子の買い出し。思ったほど種類はなかったですが、買ってきましたよ。
その日の夜は久々の日本のお煎餅を堪能。
一袋を一気に食べてしまいました。止められない止まらない。

ベアブリックのお店にペコちゃんがいました

私達がアバディーンモールに着いたときはもう8時を回っていたので、見れませんでしたが、このモールにはお正月イベント特設ステージがあったので、ショーも派手で本格的だったと思います。
でも駐車場には苦労したかもしれませんね。
次回はこのモールにいた、サンタクロースフォトみたいな財神といっしょに写真を撮りたいです。

静かなバンクーバーのチャイナタウン

モールを出て夜8時半ぐらいにバンクーバー市内のチャイナタウンを車で通ってみました。何かやってたら車を止める歩いてみるつもりでしたが、雨と時間のせいか人気もほとんどなく、通りのライトアップはあっても寂しい感じでした。
バンクーバーのチャイナタウンは治安が悪い、なんて言われてますからね。
やっぱりリッチモンドの賑ぎわいはなかったです。

無事帰宅

というわけで最終のフェリーにも無事乗れて深夜0時を過ぎて家に着きました。翌日は睡眠不足がたたって昼寝で3時間も寝てしまいましたが、楽しく過ごせた旧正月の元旦でした。

皆さんも旧正月は中国系に便乗して楽しんではいかがでしょうか。

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