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日本髪やってみませんか
今回のコロナの件で美容院に行けません。髪の毛も結構伸びてきて、前髪もピンで留めて落ち着くようになりました。
こうなるともしかしたら、日本髪風にまとめるの少しやりやすくなったんじゃない?
早速、日本髪風の髪型にチャレンジしてみました。
日本髪風を作る基本
日本髪風に自分で結ってみる動画はいくつかあり、そちらを見るとよく分かるので、私の場合のポイントだけ説明しますね。
まず必要なものは、
・櫛・ゴム 5・6本・ヘアピン10本ぐらい・ヘアワックス・毛ダボ・鹿の子(髪飾り)・かんざし
これらがあればできちゃいます。鹿の子とカンザシは持ってましたが、なかったのは毛ダボ。
毛ダボのために日本から買うのも送料も掛かるし、面倒ってことで1ドルショップでドーナツ型のヘアメイク品を切って使ってます。
日本だと”丸髷セット”みたいな両サイドと後頭部にマジックテープ付の型を留めて、そこに髪を被せていくだけの超簡単にできちゃうセットも売ってますよ。
日本髪は基本、前髪、サイド、後ろを2分割程度に分けて順番に膨らみの必要なところに毛ダボを入れながら、髪を被せて頭の後ろ上の方でまとめていけば、それっぽくできます。
私のように上手くできない人の強力な助っ人が、鹿の子や髪飾りです。ぴょんぴょん出た毛先や見えてしまったゴムを鹿の子で隠してしまいましょう。
日本髪は日本女性を美しくする
日本髪を自分でやってみて気が付いたのは、日本髪は日本人の髪質を引き立てる髪型だってことです。
私の毛質は太めで直毛で弾力があり、多め。欧米人のように柔らかく、ふあふあでコシのない細い毛質の真逆です。ですから、自由にいろいろな形に作ろうとすると直毛とコシが邪魔して思うようにできません。扱いにくい髪質と思ってました。
ところが日本髪を作ろうとすると毛の直線的な流れやコシのある髪が艶やかにしっかりと出て美しく出来上がるのです。正直びっくりしました。しかも立体感があるので、平面的な顔に変化を生みます。
日本髪のカツラだとその人の顔だちや体格とのバランスの調整がむずかしいですが, 自分で作る日本髪風だとサイドのふくらみや角度や前髪のポンパドール部分を大きくしたり、小さくしたり、高くすることで変化をつけたり、自分のお気に入りの形を作ることができます。
日本髪は着物と似ている
日本髪って聞くとかなりハードルが高く、到底自分ではできそうもない感じですが、実はそうでもありません。
もちろん、プロがやる職人技の自由自在の日本髪ではなく、普段のヘアスタイルとして日本髪(風)です。
日本髪も着物といっしょで、やり方の理屈がわかると意外に単純です。私の最初のざっくり説明でもわかると思います。使う道具も多くはないし、やることも形を整えて基本縛るだけ。
なんか着物と似ていませんか?着物も腰ひも数本と着物と帯で基本着れますし、着方も整えて紐で結ぶだけ。
だた、着物も日本髪もどちらも上手く綺麗にしようとすると慣れが必要なだけです。私もそんなにやらないので、上手くは作れませんが、それっぽくは見えます。
「日本髪を自分でなんて絶対無理!」ってことはないのです。このあたりも着物と一緒です。
日本髪風してみませんか
最近では自分のワードローブとして着物もその一つと考える人が増えてきていると思います。私も今日はジーンズ、今日はワンピース、今日は着物にするか、っていう感覚です。小紋や浴衣は普段使いにぴったり。
と同時にヘアスタイルも同じような感覚で今日は着物でこんなところに行くから、普通のアップではなく日本髪にしようか、って考えます。
自分で作る日本髪は芸者さんのカツラのように思うほど大袈裟にはなりません。和装のヘアスタイルの一つとして馴染みますし、着物姿が映えます。
お着物好きな方にはおススメしたい髪型です。着物を着る楽しさをより広げてくれます。着物姿で日本髪でお出かけ、楽しいですよ。
実は日本髪がよく似合うご自分に気づいて楽しんでくださいね。
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