さぁ島に帰ろう!・最終日⑦ロードトリップ(A happy little Road trip in BC )
5泊6日のカナディアンロッキーをメインとしたロードトリップも遂に最終日。本日はフェリーでバンクーバー島に戻ります。
砂漠気候の町ケロウナからフェリー乗り場の大都会バンクーバーまでは約400㎞のドライブ。バンクーバ―は7時台のフェリーですから、ケロウナでちょっとだけ遊んでいきます。
ケロウナ(Kelowna)と言えばワイナリー
ケロウナ、オクナガン地帯と言えばワイナリーが200軒以上あると言わるほどのワインの産地です。ケロウナはBC州の西海岸や森と湖、山脈とは全く違う風景で、光や空気感も違います。
数あるワイナリーもそれぞれ個性的。食事もできるワイナリーもあったり、テイスティングもできたりとワイナリーツアーも観光としても人気です。
前回ケロウナに来たときは、有名なSummerhill Pyramid Wineryに行きました。オクナガン湖に向けて広がるブドウ畑が素晴らしいオシャレなワイナリーです。こちらの商品は日本のコスコ(コストコ)でも数年前に販売されましたよ。
Summerhill Pyramid Winery さんはウェディングにも使われるようなワイナリーですが、オクナガン湖沿いには大小のワイナリー、ワイン畑がたくさんあります。↓
今回行ったのはAncient Hill Winery。
ケロウナのオクナガンレイク沿いのワイナリー集中地帯から離れた丘陵地帯に1軒ポツンとあるワイナリーです。
数あるワイナリーの中でなぜAncient Hill Wineryを選んだかと言うと、トリップアドバイザーの約430個のレビューで評価が4.9という高評価だったから、という単純な理由です。
つまりレビューではケロウナでトップクラスのワイナリーです。
行ってみると可愛らしい、こじんまりとしたヨーロッパの田舎町にありそうなワイナリーでした。
6月の平日の午前中のせいか、お客さんはまだ私達のみ。
今回のロードトリップではお土産物類は全く買ってなかったので、こちらで自宅用と友人のギフト用でワインを3本購入しました。
正直な感想として、どうしてこのワイナリーが高評価なのかよくわかりませんでした。大規模でもないし、スタイリッシュでもないし、景色もオクナガンレイク沿いの方が良い気がします。
ただ、気取らない、どこか懐かしいような雰囲気が居心地がいいです。
ワインも奇をてらわず飲みやすいような・・・・よくわかりません。
ワインに詳しくないし。
ついでに近くにあったKF Centre For Excellenceという飛行機博物館に寄ってみました。
この飛行機博物館はここ数年に公開された新しいミュージアムで、ケロウナでも知る人ぞ知る博物館。でも世界的に珍しい飛行機が展示されている実は貴重な博物館なんだって。
飛行機は観るのも乗るのも好きですが、詳しくはないし、時間もないのでサッと見て終わり。
なんで着物着てるの?と言われそうですが、意味はありません。
着たかったから。そしてお決まりの抹茶で一息つきます。
ケロウナは魅力あふれる町ですが、今回は時間がない中で私目線で観光しているので、その魅力を存分に伝えられてませんが、素敵な町ですよ。
まるでハワイのような風景が見えるオクナガン湖で泳いだり、アートが多い町歩きを楽しんだり、個性的なワイナリーで美味しい食事をしたり、一般的なカナダのイメージとは一味違う楽しみ方ができると思います。
ちなみに私が今回のケロウナで一番感心したのは、ケロウナ到着の日、前日に偶然見つけたイタリアン料理のレストランでした。
ファミリーレストランっぽいんだけど、お手頃価格で美味しくてお店の雰囲気も好き!
私達はここを「ケロウナのサイゼリア」と命名しました。
さて、話を元に戻しますが、飛行機博物館を出たら、あとはバンクーバーまで一気に走ります。
(私は運転しませんが)
目指すはバンクーバーそして🚢で島
ケロウナを出て向かうはバンクーバー。
だんだん都会になっていく感じが、ちょっと物寂しい。
遂にキターーーーーー!
バンクーバーだぁーーーー!
バンクーバーって改めて都会だと思うし、自然と都市が近い贅沢なところだと思います。
でもゆったりまったり暮らすのにはやっぱり島がいいな。
町を走り抜け、ノースバンクーバーのフェリー乗り場到着!
ここで1時間程度待ちます。
フェリーに乗船しに行きます。
🚢・・・・・🚢・・・・・🚢・・・・・🚢・・・・・🚢 ・・・🚢
ジョージア海峡移動中
ようやくバンクーバー島のナナイモに着きました。
ここからまたドライブして帰ります。
5泊6日のロードトリップでしたが、カナダのブリテッシュコロンビア州の自然の多様性に驚かされた旅でした。
その昔、カナダの開拓者として西に向かった人達はどんなに苦労して旅をしただろうと思うし、第二次世界大戦時に豊かな海のある西側から自然の厳しいロッキー付近の強制収容所へ送られた日本人はどれだけ海が懐かしかっただろう、なんて思いを馳せます。
そして都会に近くなるとなんだかみんな似たような町に見えてきます。
お馴染みのチェーン店が出てきて、便利で安心な反面、なんか面白くない。
町によっては荒れてる。
日本でもそうだけどやっぱり町ってその土地にあるものを活かした方がずっと魅力的に見えます。利便性との兼ね合いもあるとは思いますが、こぞって似たような都会になる必要はないのに、と思いますが。
やっぱりお出かけっていいなぁ。
時間もお金も掛かるけど。
これだけ加工も編集も進んでるし、情報は簡単に手に入る状況にあって、知った気になるけど実際にどうなのかを知ること感じることは大切だよね。
また、どっか行きたいな。
そのためにももう少し頑張ってみようかな!
ここまでお付合いいただき、ありがとうございました。