お弁当
写真は今半すき焼き弁当である。仕事の昼食として頂戴した。とてもおいしかった。肉の下にお米の層があるのだけど、完全に冷めてるのに美味しい。不思議。昔、一度だけ浅草の今半店舗でランチすき焼きを食べたことがある。先輩のおごりだった。めっちゃ美味しかった。また食べたいが、今の私の胃が高級和牛脂に耐えられるだろうか。
プロの作った弁当はうまい。自分が作る弁当は美味いモノなのかよく分からん。子供ができて初めて「ルーチンで弁当を作る必要がある」状況になった。とても困った。「おいしい食事」そのものや「おいしい食事を作ること」にピンと来れない性分だからだ。ひとまず冷凍食品やブロッコリーを詰めてお茶を濁しているが、そろそろ限界だ。経験貯金以上の基礎が必要だ。
私は保育園から高校を卒業するまでずっと弁当だった。母は毎日毎日家族5人分の弁当を作っていた。やばない?その経験貯金頼りに、子の弁当を作っていた。約20回、もう限界。レパートリー限界。
・卵焼き…1人分のために作りとうない。
・ちくわきゅうり…子はちくわが嫌い。獅子丸※を見習ってくれ。(※『忍者ハットリくん』のちくわ大好き忍犬)
・トマト…子は以下略
・アスパラベーコン巻き…面倒くさすぎ&不器用でできない。
・三色ご飯…面倒以下略
そう、母は毎朝米を炊き5人分の調理。私は1人分(やや偏食)の調理。前提が違うために経験貯金はあまり多額のものではなかったのだ。結果、毎日毎日、焼き鮭or唐揚げ(いずれも冷凍)、しおゆで野菜、甘い煮物を子の弁当に詰めた。子は「いつもこれだね」と言った。そうですすまんね。
素直に弁当のレシピ本を買おう。あと冷凍食品棚を舐めるようにチェックしよう。そののちに弁当おかずデッキを組み直そう。
私は自分が作ったものが美味しいかどうか分からない。人様が作ったレシピを頼りにやりくりしよう。人生をやっていこう※。
※借金玉著『発達障害サバイバルガイド』より借用
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