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第7回 ワキ方その①
本日も更新やってまいります!
遅くなりましたが…
それではご覧くださいませ!
本日からはシテ方の次に重要といっても過言ではないワキ方についてです。
ワキという言葉現代の脇役の語源になっているとも言われており実はこちらも身近な言葉と言えるでしょう!
今回は大阪若手能実行委員会の長、福王知登委員長です!
以下解説文いただいておりますのでご覧ください!
ワキについてざっとご紹介。
シテの相手役であるワキは、必ず男性の現在体なので面はつけない。
シテがこの世の者でないことが多い故、ワキは僧侶や山伏の役が多く、その他神職や大臣、武士などもある。
現在ワキ方の流儀は3流あり、私が所属する福王流は父で16代目である。
当流のことをもう少し掘り下げると、初代は播磨国の神職で地方の能役者でもあったが、観世座ワキ方に後継者がおらず織田信長に召し出されたと伝わる。家紋である輪棒(リンボウ)もその折に拝領したとか。
真偽のほどは定かではないが。
続いて舞台のことについて。
ワキは場面設定をするべく始めに登場し第一声を発することが多く、その演目の骨格、もう少し砕くと雰囲気を創り、シテ登場につなげる重要な役割を負う。
また主人公が自らの事を語るようワキが聞き手となり物語を進めていくことも多い。
舞台上での苦労もある。
座っている時間が長い。
下居と呼ばれる正座から片膝を立てた状態で長い時は2時間にも及ぶ。当然足がしびれる。
でも能には緞帳がなく、物語が終わると歩いて退場しなければならない。
白鳥の水かきよろしく分からぬよう足を動かししびれを治して立ち、幕へ引く。
これが出来なくなれば引退。体重管理など身体のメンテナンスは重要である。
動画にて下居の仕方を公開。あなたは何分座っていられるかな?
どうぞご視聴ください。
当時の写真などとても常ならば見られないようなものまで盛り沢山です!
委員長からの挑戦状が突きつけられていますが…
皆さんはどれほど座っていられるでしょうか?
私もチャレンジしましたが…
結果は言うことも憚れるほど残念な結果となりました…笑
若手能HP
つぼみから花へ大阪若手能ホームページ
http://osakawakatenoh.web.fc2.com
YouTubeチャンネル
https://youtube.com/channel/UCCpkyiNycp-0RSuf2Z-i5sQ
以下動画となります!
よろしくお願いいたします!
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