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第11回笛のこと
久しぶりの投稿になってしまいまして申し訳ありません。
ここから今月までに囃子方のお話を完結させていただきたいと思っておりますので気になる方は是非とも連続でチェックしていただけますと幸いです!
どしどし更新して参りますのでどうぞご覧ください!
前回の囃子のこといかがでしたでしょうか?
舞台が始まるまでの間や、それぞれの考えている思い、ディベートのような物まで行いなかなか他に類を見ないものとなっていますのでまだ見てないよーという方は是非ともご覧ください!
囃子のこと
https://note.com/wakatenoh/n/nae578f70d3d8
今回の解説は打って変わりまして囃子方チームの最年長貞光智宣氏です。
一番年上には見え無さそうな感じですが実はこの囃子方チームの中では1番の年長者であります。笑
物腰も柔らかく、低姿勢でとっても温厚な貞光氏。
しかしながらお笛の音色等はとても力強く意志もはっきりと伝わってくる強いお笛です!
長々と書きましたが以下預かってます紹介文です。
どうぞご覧ください!!
解説文
能楽師笛方の貞光智宣です。
今回は能楽の笛―能管についての回ですが、笛についてだけでなく、笛方という生き物の生態についても皆様に知っていただける内容となっております。
能管は能楽の舞台上唯一の旋律楽器です。能楽の曲は、美しい女性の物から猛々しい戦の物まで種々折々ですが、どんな曲でも楽器のメロディはこの笛一本。つまり、能管はそれだけ表現の幅が広い楽器なのです。
その一方で能管は、癖が強く扱い辛い楽器であるという特徴も持っています。調子のいい日は空間を切り裂くような鋭い高音から地に響くような低音までを美しく響かせる笛が、調子の悪い日にはどんなに強く吹き込んでも決して思うような音色を奏でてくれません。
そんな癖の強い頑固物の機嫌を取り、能舞台上でポテンシャルを十全に発揮させてやるのが笛方の仕事です。その為に幼少より厳しい稽古に絶え、毎日笛と向き合っています。吹けば吹くほど新しい発見を与えてくれる能管の奥深さを感じることが、笛方の喜びです。
本動画をご視聴の皆様に、少しでも能管の魅力を知っていただけること願っております。
本動画では貞光氏の個性、どうしてその道を目指したか、お笛方の所作や細かい演奏まで盛りだくさんとなっておりますので是非ともご覧ください!
これを見ればより興味が湧くこと間違いなしかと思います!
よろしくお願いいたします!
若手能HP
つぼみから花へ大阪若手能ホームページ
http://osakawakatenoh.web.fc2.com
YouTubeチャンネル
https://youtube.com/channel/UCCpkyiNycp-0RSuf2Z-i5
それではどうぞご覧ください!
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