土木技術者の働きがい【第7弾_建設コンサルタント編~道路設計~】
こんにちは、若手パワーアップ小委員会のEです。
この「土木技術者の働きがい」マガジンも、もう第7弾となりました。
みなさん、過去の記事は読んでいただけていますでしょうか❓
実は私、委員ながらこのマガジンが大好きで、小委員会のメンバーが投稿する度に、土木の仕事はなんてカッコいいんだろう…と心を打たれています。
好きな回のリンクをひとつ載せておきます。
利用者の安全のため、私たちが寝ている間に整備をしている技術者がいると思うと、当たり前に使っているインフラも少し違って見えます。
そんな大好きなマガジンなので、自分が書くとなると少し不安ですが、当番が回ってきたので、私の思う働きがいを素直に書きたいと思います。
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自己紹介
私は2016年度に新卒で今の建設コンサルタント会社に入社し、今年度で7年目となりました。
最初の2年間は国際部で業務調整(国間の連絡調整や広報、手続きを行う人)に従事していたので、あまり土木色のない仕事でしたが、3年目からは国内の道路設計部へ移り、幹線道路の設計や、施工計画、交差点設計など道路に係わる様々な設計業務に従事しています。
コンサルといっても、様々な分野があって仕事の内容も大きく違います。
第5弾(建設コンサルタント編~環境編~)もぜひご覧ください!
今回は建設コンサルの働きがいについて、自分が従事している「道路設計」を通して感じることを紹介したいと思います。
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コンサルの設計とは
コンサルの仕事自体、「設計をする人」とざっくり説明されていることもあると思いますが、ゼネコンさんにも設計部はありますし、「ゼネコンの設計とコンサルの設計はどう違うの?」という質問もよく受けます。🤔
ゼネコンさんの土木設計については、第6弾(ゼネコン土木設計編)をぜひご覧ください!
私の解釈ですが、コンサルの設計を一言でいうと「何を」作るのかを考える設計です。
何事も「はじめが肝心」と言いますが、コンサルは計画が固まる前の、何を作るのかという一番最初のステップに関与し、最適案を考え、提案することができます。
どこに道路をつくるのか、どんな大きさなのか、いくらかかるのか、はたしてその道路は本当に必要なのか、、、という点についても考え、みなさんに納得していただけるような資料を作ります。
また、道路は使わない人はいません。地味な分野に思われるかもしれませんが、自信を持って社会になくてはならないものだと思っています。
そんな、なくてはならないものの必要性を証明する設計に携われることが、私がコンサルで道路設計の仕事をしていて感じるやりがいです。
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日ごろ思っていること
私が普段仕事をする中で意識していることは、その土地を好きになることです。
知らない土地の道路設計を行うこともたくさんありますが、業務を担当する際は、その土地に住んでいる人や景色に愛着をもって取り組むようにしています。🎵
難しい課題に直面しても、なるべく当事者の気持ちで、発注者の方とともに考え、コンサルタントとしての技術力を発揮できる、そんな道路技術者になりたいなと思っています。(先は長い!)
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終わりに
私は、土木の仕事はどこを切り取っても、大変さと面白さがあると思っています。
その中で、今回はコンサルタントと道路設計について、私の思う仕事の魅力を書かせていただきました。
今後も若手パワーアップ小委員会は、土木業界全体の魅力発信や、生産性向上を目標として、様々なポジションで活躍する若手が活動していきます。
次回の「土木技術者の働きがい」もお楽しみにー!✨