読書感想文投稿 第2弾【WG4自己研鑽に関するワーキング】
みなさんこんにちは!若手パワーアップ小委員会で委員長を努めております濱です。「WG4おもしろそうなことしてるな…」と思い、便乗して私も最近読んだ本をご紹介します。
前回の記事はこちら。
1.読んだ本
今回ご紹介する本は「世界でいちばん素敵な建築の教室」(株式会社三才ブックス)です。
この本は会社の後輩から、「濱さんこういうのお好きだと思って…」とプレゼントしてもらった本なのですが、好きです~!ありがとう!きれいな写真とともに、建物や構造に関するポイントが分かりやすく書かれていて、とても読みやすかったです。私は旅行が好きで、この奇妙な病気が流行る前は主に海外に出かけて街並みや土木・建築構造物を見に行っていました。
※東京・小金井にある「江戸東京たてもの園」も大好き!
2.余談ですが
さて、我々若手パワーアップ小委員会は、土木学会の中で活動しているグループで、普段は官民それぞれの立場で「土木」の仕事に携わっており、「建築」を意識する場面はほとんどありません。
・・・ところで、普通に生活していて建築と土木の違いについて知っておいて特に役に立つことは無いのですが・・・
ざっくり、
「建築」はその空間の中で人が活動する家やオフィスなどの構造物
「土木」はそれ自体を人が利用したり生活を支えたりする道路やダムや鉄道などの構造物
・・・だと思います。一般的に、「建築」はシュッとしてて「土木」はガテン系、というイメージも間違っていないと思います。(※個人の見解ですw)
3.本の内容を少しご紹介
「三角形は安定、四角形は不安定―。」という項目では、建築をよ~く見てみると、三角形の構造が多いのはなぜ?という観点から、トラス構造やアーチ構造の簡単な解説に進み、最後にトラス構造の代表的な構造物や、アーチ構造のローマ時代の水道橋が、美しい写真と一緒に紹介されています。
専門家の方から、私のようなただの旅行好きまで、楽しめる内容になっていると思います。
4.おわりに
この奇妙な病気が収束したら、この本で紹介されている魅力的な土木・建築構造物を見に、また出掛けたい!と単純に思ったのですが、身近にある構造物を見るときにも、
どんな構造で荷重を支えているのかな
どんな思想で設計されたのかな
という視点から味わい尽くしたいと改めて感じました。
手始めに、家の近くにあるお寺の本堂は広いけれど、何本の柱で屋根を支えているのか?梁の太さはどれくらいか?荷重はどんなものを考えているのか?
気になったので確認してきます!
おまけ:私が見に行きたくなった構造物リスト
ケネディ国際空港第5ターミナル
国立代々木競技場
カスバ街道の街並み
ロンシャン礼拝堂
福建土楼
落水荘
アルベロベッロのトゥルッリ
ヘリタンス・カンダラマ