✈︎ 夏の雑詠八句(百日紅、吊忍、鬼灯市、朝顔市、千日紅、油蝉、原爆忌、秋近し)
各々の空見つけたり百日紅
百日紅(さるすべり):仲夏/植物
吊忍詩歌展へファン集ひけり
吊忍(つりしのぶ):三夏/植物
反抗期明けの娘と鬼灯市
鬼灯市:晩夏/行事
朝顔市へ手がきの地図にいざなはれ
朝顔市:仲夏/行事
延長の裏のエラーよ千日紅
千日紅:晩夏/植物
油蝉また店の名の変はる角
油蝉:晩夏/動物
白鳩はその時を待つ原爆忌
原爆忌:晩夏/行事
秋近し産土神を尋ねけり
秋近し:晩夏/時候
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夏が終わってしまう〜と、駆け込み登園です💦
一句目(百日紅)
滞在している母の住まいの前の道に、いろいろな色の百日紅が咲いているのを見ての一句。
二句目(吊忍)
少し前に「さだまさし展」というのがデパートで開催されていました。デパートの入り口にあった、初めて見た吊忍(トップの写真)を見て、詠んでみたいと思いました。
三、四句目(鬼灯市、朝顔市)
草花を愛する義兄が、鬼灯市と朝顔市(文京区内の何ヶ所かの寺院で開催)に行ってきたそうです。俳句やっているんなら行きたいんじゃない?と、私にも詳しく情報をくれたのですが、あまりの暑さに私は断念。残念でした!
四句目は、上五が字余りです。
五句目(千日紅)
夏の高校野球の予選の準々決勝、以前姪っ子達が通っていた高校が、延長の末にエラーで負けてしまったという話を聞いて。
六句目(油蝉)
近所の実景
七句目(原爆忌)
今朝テレビでやっていた、広島での平和記念式典の模様を見て詠みました。
八句目(秋近し)
南米に移住して50年近くになる親戚が、現在一時帰国中。生まれ故郷の神社に、大きな寄付をしてきたという話を聞いて。
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一度にたくさんの句を出して、すみません。
どれか一つでも、感想やアドバイスなどいただけたらとても嬉しいです。
いつも本当にありがとうございます。よろしくお願いします!