季語: ゑのころ、狗尾草(ゑのころぐさ)、と、推敲(秋めく、流星、流れ星)
① ゑのころの愛しさに手を焼いてをり
② 本日の朝のスケッチ狗尾草
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オンラインの掃除仲間♪に、毎朝15分間、草花や野菜やフルーツの色鉛筆スケッチをしている人がいます。たまたま昨日は「エノコログサ」だったので、今日の季語にびっくりしました。そういう季節ということですね。
エノコログサについて、「繁殖力旺盛で、生えていない方が望ましい」、でも「可愛くて好き」、でも「増えて困っている」という彼女の言葉からの、今日の二句です。
①は、感情丸出しの句です。感情を言葉にせずに想起させられたらよいのですが、ギブアップ。でも詠みたかった!
「庭の」などの情報が入っている方が、わかりやすいでしょうか。
②の下五の読みは、「えのころぐさ」で字余りです。なんとなく、スケッチするには「狗尾草」が合うと思い、また、見た目のバランスからも漢字にしてみました。
(追記: 季語が何にでも変えられてしまう?と、投稿してから気づきました。)
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推敲(秋めく、流星、流れ星)
◇元句: 日曜日秋めく朝を丹田へ
▶ 日曜の秋めく朝を丹田へ(鶫さん)
◇元句: 流星の見えたやう手にピノノワール
▶ 流星の兆し手にはピノノワール(鶫さん)
▶ 乾杯のグラス鳴らして流れ星(なごみさん)
▶ 傾けるグラスの先を流れ星(なごみさん)
皆さま、たくさんのご感想やアドバイスなど、本当にありがとうございました!
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トップの画像は、白黒ええよんさんのイラストをお借りしました。
今日もここまでお読み下さり、ありがとうございます。よかったらご意見やご感想など、どうぞよろしくお願いします!