俳句幼稚園「写真で一句」
① 黒船の列車へひらり花衣
(季語:花衣)
② 春昼やいくつ揺られて河津駅
(季語:春昼)
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昨日の紫乃先生のつぶやき記事の写真を見た瞬間から、静岡県東部出身の私の頭の中は、伊豆半島を走る「JR伊東線」や「伊豆急線」の電車でいっぱいになってしまいました。どちらの句も、伊豆半島の海沿いを走る電車のことだとわからないと、海や海岸や山は浮かんでこないですね。
①の「黒船」は伊豆急の電車のひとつで、車体がオレンジ...ではなく、黒いもの。下田港開港150周年を記念してできた車両です。今も変わっていなければ、熱海⇔下田間を普通運賃で乗ることができます♪展望車両もあります!途中の伊豆高原駅からすぐの道には、600本近い桜の並木があり、桜の季節には桜のトンネルと呼ばれます。
②河津駅も、伊豆急の駅。下田の少し手前なので、熱海からだと1時間半近くかかります。河津桜で有名なところですね。こちらは桜の季節に降りたことはないです。河津桜の時期は2月から3月初めのようなので、まだポカポカまではいかないかな?あ、でも電車の中はきっとポカポカです。
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写真を見て、詠みたい!と思いましたが。思った通り難しかったです。懐かしさもあって、結局最初のイメージから脱することができませんでした。
今日もお読み下さり、本当にありがとうございます。ご意見やご感想など、よろしくお願いします!