✈︎型・その1 応用型(2)②:春浅し、ミモザ
春浅しシンク隅々まで拭けり
(春浅し/初春)
ミモザ揺る黒エプロンを渡さるる
(ミモザ/初春)
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手探り状態、必死で型に押し込めました。
一句目。実際はまだ寒いけれど、立春を過ぎて、諸々ちょっと気合が入っている様子。
二句目は、初春の季語でミモザを見つけて、子どもの頃にお菓子の本で見た、ミモザケーキを思い出したところからの句。
黒エプロンは、ここではカフェやレストランなどの店員さんがしているエプロンのことです。
お店で働くことが決まった、または、下働きを経て、ホールでのサーバーに昇格、などという状況をイメージしました。
贈り物として、黒いエプロンを渡されたようにも取れてしまうかな?と、少々心配です。
今日も二句、レッツトライです!
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トップの画像は、つめだ えんさんのイラストをお借りしました。
いつも本当にありがとうございます。
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